マツコ・デラックスが番組スタッフと企画会議を行い、今話題のディープな場所と中継を結んで、そのエリアを深掘りしていく番組『マツコ会議』（日本テレビ系、毎週土曜23:00～）。4月30日の放送では、撮影した写真を修正して美男美女にしてくれる、新宿歌舞伎町のフォトスタジオを探った。
キャバクラ嬢やホストなど、夜の仕事で“売れたい”人々が集まる、今話題のフォトスタジオ「ブリリアンジュール」。区役所通り沿いの風林会館3階にあるこの店は、撮影後、すぐに写真を修正してくれるのが特徴だという。
取材班は、スタジオで撮影中のキャバ嬢グループにさっそく声をかける。千葉県柏のキャバクラ「EXA」の所属で、店のHPに載せるための新しい写真を撮りに来たと説明してくれたのは、セクシーなドレスに身を包んだ、みゆちゃん。今現在、HPに載っている彼女の写真を見たマツコは、「そんなに悪質なほど修正はしていない」と、見比べながらつぶやいた。さらに、「今日撮ったばかりの（写真を）見られない？」とリクエスト。パソコンの前に移動し、あれこれ言いながら楽しそうに騒ぐ彼女たちの姿に、マツコは「あの中に入りたいんだけど」「一緒にわちゃわちゃしたい」「キャバクラに行きたいんじゃなくてキャバ嬢になりたい」と、秘めた願望を明かした。
専門のスタッフによる写真の修正は、肌の赤みを抑えるところから始まり、目を大きくしたり、顎をシャープにしたりと、変幻自在。さらに、胸を盛ったり、ウエストを細くしたりと、どんどん元の写真をいじっていく。これには、「おおおお、何その最新兵器」と驚きを隠せないマツコ。これら全ての修正を画像編集ソフトのPhotoshopで行っていることを知ったマツコは、「そりゃみんな真実の写真なんかないわよ！」と興奮。さらに、彼女たちの修正前と修正後の写真を見比べ、そのあまりの別人ぶりに、「あははははは、ごめん、みゆちゃん！これはさすがに盛りすぎだと思う！」と爆笑しながら指摘した。
他のキャバ嬢の修正後の写真もあきらかに“盛りすぎ”で、マツコも、「これはスゴイね。ほぼ別の人だよね」「若干面影は残そう」とモニターを食い入る様に見つめながらコメント。さらに、「今日はたまたま潔いキャバ嬢のお姉さんたちにやってもらったけど、色々なものをつまびらかにしているわよね」と、芸能界などでも写真の修正が行われていることを暗に示唆した。
続いて、妖艶なポーズで撮影中の36歳と37歳のニューハーフパブに勤める2人に声をかける。その美熟女ぶりに、「キレイ～」「（ニューハーフだと）分かんなかった」と、マツコも大絶賛。2人とも、一度、夜の世界から足を洗ったものの、さまざまな理由で再び戻ってきた“出戻り組”なのだとか。以前はOLをしていたという36歳の小林さんと、愛人のようなものをしていたという37歳の愛田さん。出戻りなので昔の写真が無く、新しい写真を撮るためにこのスタジオへやってきたという。修正前と修正後の写真は、やはり似ても似つかないものになっており、スタジオの爆笑を誘っていた。
今回は他にも、ナンバー1を目指すホストや美脚にこだわるキャバ嬢などが登場し、番組を盛り上げた。最新の修正技術に触れたマツコは最後に、「アタシやってもらいたいんだけど」と衝撃の発言。急遽、その場で写真を撮り、スタジオへ写真を送り修正してもらうことに。番組の中で特に気になったものに迫る「さらに掘り下げたVTR」では、マツコの写真を修正する過程に注目。番組HPでは、キレイに生まれ変わったマツコの写真を公開している。
次週、5月7日の放送は、今、女性に大人気だという話題のグルメ・すた丼が食べられる「伝説のすた丼屋」に潜入。ニンニクパワーでエネルギッシュになった女子たちとマツコがトークを繰り広げる。
