読売テレビ・日本テレビ系の人気アニメ『名探偵コナン』（毎週土曜18:00～）。4月16日は「安室に忍びよる影」が放送される。

同エピソードは、シリーズ20作目の劇場版『名探偵コナン 純黒の悪夢（ナイトメア）』の公開日に合わせて再放送。独立した物語ではあるものの、劇場版のスピンオフ的な要素も含んでいる。ある朝、コナンが、喫茶ポアロで安室透のことを見ている不審な男性客に気付くところからスタート。コナンは、下校の時間になっても、その男がポアロにいることに気づく。コナンが男を気にしていると、光彦、元太、歩美は何かあると思い、彼を尾行するが、商店街で忽然と姿を消してしまう。安室が3日前の買い出しの時に男に尾行されていたことを知ったコナンは、黒ずくめの組織や公安の人間かもしれないと警戒して……というストーリー。

安室は、黒ずくめの組織との関わりが深いキーパーソン。演じているのは、アニメ『機動戦士ガンダム』の主人公、アムロ・レイ役で知られる古谷徹。また、劇場版では、安室との因縁があるFBI捜査官・赤井秀一も登場。この赤井の声を担当しているのが、『機動戦士ガンダム』の“赤い彗星”ことシャア・アズナブル役で知られる池田秀一。レギュラー回にも何度となく登場しているが、その度に、声優繋がりの役名で「“安室”と“アムロ”」「“赤井”と“赤い”（彗星）シャア」という類似性が話題を呼んでいる。

さらに、今回の劇場版では「安室VS赤井」「アムロVSシャア」といった構図が出来上がっており、『コナン』『ガンダム』双方のファンにとって“熱い”内容となっている。そのため、「安室に忍びよる影」を鑑賞して予習することで、劇場版をより一層楽しむことができそうだ。