マツコ、女子アナ志望の大学生に徹底指導!水卜ちゃん&カトパンも引き合いに

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マツコ・デラックスが番組スタッフと企画会議を行い、今話題のディープな場所と中継を結んで、そのエリアを深掘りしていく番組『マツコ会議』(日本テレビ系、毎週土曜23:00~)。3月19日の放送では、渋谷で話題の新しいカラオケ文化を探った。

渋谷の象徴の一つだったマルイシティ渋谷が2015年11月に渋谷モディとしてリニューアルオープン。その8階にある「カラオケレインボー」は、従来にはなかった意外な使い方をする若者たちで、連日大繁盛しているという。

中継班は、ホテルのようなおしゃれで広いカウンターを通り過ぎ、ドリンクバースペースにいた女子大生3人組を直撃。ソフトクリームを作りながらはしゃぐ彼女たちは「ご飯を食べに来ました。ここ、ご飯おいしいんで」と驚きのコメント。個室専用のファミレスのような感覚で、このカラオケ店を利用しているのだという。彼女たちの部屋にはすでに食事が並べられていて、その中でも特にマツコらの目を引いたのが、季節の苺とブルーベリーのファンネルケーキ(1480円)という巨大なパンケーキ。これを取り分けて食べる3人の姿に、「楽しそう。若いっていいね。アタシにはあんなのなかった」と自らの青春を省みたマツコだった。

次の部屋のドアを開けると、一人でカラオケに興じる妙齢の女性がお出迎え。暗い室内にミラーボールの光が反射しており、マツコが「あの人の店みたいになってる」という通り、どこかスナックのような雰囲気が漂っていた。「カラオケレインボー」の最新マシンは、過去に撮影した歌や映像を記録することができ、彼女はそれを使い、過去の自分とデュエットをしているのだという。実際に、3ヵ月前の自分と一緒に、小柳ゆきの「愛情」を歌ってみせる彼女。マツコは「愛情を選ぶなんて、そこそこイカれてる」と毒を吐きつつも、「一人カラオケのレベルは超えているわね」とその歌唱力の高さを褒め称えた。最後は、「今から、あの部屋いこうかな」と歌いたい欲が高まった様子のマツコだった。

立教大学に通う3人の女子大生たちは、個室で資格の勉強中。通称カラ勉といい、周囲を気にすることもなく息抜きに歌うこともできるので、勉強には最適なのだとか。マツコは再び、「うわ~もう私、そんなことやったことない。そんな青春、私にはなかった」と、心底羨ましがっていた。3人は放送研究会の仲間で、その中の一人が、将来、日テレのアナウンサーを志望していることを知ったマツコは、「日テレのって言わないほうがいいよ。他の局のことも考えて。もし、日テレに落ちて、他の局が採用してくれたら行くだろ?」と厳しく指摘。笑いながら「まぁ……」と答える彼女に、「だから言ってるの、日テレだけしか希望してませんなんて言っちゃダメ! その辺、臨機応変にやれないと、こんな底意地の悪い仕事はできない!したたかじゃなきゃやってけないんだから、あんな仕事!」とヒートアップ。トドメに、「こういう時にインタビューされたら、“昔から女子アナになりたかったんです。今、頑張って勉強してます。こうやって取材を受けているのも何かの縁ですから、これで日本テレビに入れたら、うれしいなぁと思います”とかよ!」と完璧な受け答えをレクチャーした。「それくらいのことは水卜(麻美)や加藤(綾子)はお茶の子さいさいよ!」と人気女子アナを引き合いに出して説教しつつも、最後は「頑張ってね~」とモニター越しに手を振るのだった。

最後は、カラオケ店をスタジオとして利用する、学生バンドのメンバーらが登場。「カラオケレインボー」では、ドラムやギターなどを備えたスタジオルームがあり、そこで楽器の練習やミニライブをすることができるのだという。バンドでサックスを担当する音大生の女性が「生活音から作った曲をアドリブで演奏しています」と説明。実際に、ファミリーマートの入店音や湯沸し器の自動案内のメロディーなどを元に、即興で演奏してみせる彼女たちに、マツコも「すご~い、けど、これカラオケまったく関係ないわね」と突っ込んでみせた。

番組の中で特に気になったものに注目する「さらに掘り下げたVTR」は、マツコの「純粋に、他にもカラオケがどんなことになっているのか知りたいよね」というリクエストに応え、番組内では紹介しきれなかった、進化するカラオケ文化を調査。番組HPでは、自作の動画をカラオケビデオにする方法や、ライブ感覚で楽しめるカラオケルームなどを紹介するVTRを公開中。

次週、3月26日の放送は、男女が出会いを求めて訪れる、銀座の相席カフェに潜入。恋人や結婚相手を探す男女とマツコがトークを繰り広げる。

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