デニス・植野行雄「ブラジル人の血を開放した」『マネーの天使』でメキシコ人役

公開: 更新:

小籔千豊片瀬那奈がW主演を務める連続ドラマ『マネーの天使~あなたのお金、取り戻します!~』(読売テレビ・日本テレビ系、毎週木曜23:59~)。3月17日放送の第11話に、お笑い芸人のデニス・植野行雄がゲスト出演する。

同ドラマのメインの舞台となるのは、弁護士を目指して勉強中の栗原理佐(片瀬)が店長のメキシコ料理店「アンヘラ」。過去、大きな金銭トラブルに巻き込まれた経験のある理佐は、同様の問題で困っている人を助けようと、店内に相談窓口を設置。茂、従業員の女子高生らとともに、相談にやってきた人を助けていく。

第11話は、外国人であることを理由にギャラは後輩芸人の半分で、お笑いコンテストに優勝しても賞金をもらえないというメキシコ人芸人・ガルシアが登場。また、同じ事務所に所属する後輩芸人・アルミニウムゴーゴー(上遠野太洸・鈴木勝大)は人気があるものの、お笑いをやらせてもらえずアイドルのような仕事ばかり。しかも写真集やDVDの印税も払われていない。そんな彼らが抱える金銭トラブルを解決するべく、茂や理佐たちは動き出す。

メキシコ人芸人・ガルシアを演じる植野は日本人とブラジル人のハーフで、見た目は外国人に思われがち。そんなルックスを活かして、これまでにも外国人役でドラマへの出演経験があるが、実は大阪育ちで関西弁はペラペラ。「これまでにも片言で話す役はやらせていただいたのですが、片言の正解ってわからないんですよ。片言は日本語が下手というか覚えられないから片言やないですか。日本語を普通に話している僕には難しいです。今朝もインターネットで、片言で話す外国人の動画を見て勉強してきました」と、役作りの難しさを語った。ただ、ガルシアという役柄については、「メキシコの帽子(ソンブレロ)を被った姿を見て、“あ、問題はないな“と思いました(笑)。僕はブラジル人とのハーフなんですが、メキシコ人でも違和感はないですね。あと、僕も芸人だし、ごはんが食べられない時があったし、気持ちはわかります」とすんなり馴染んだ様子。

そして、植野は「ガルシアはすごくテンションが高い役。僕は心が日本人というか控え目なんですけど、このドラマでメキシコではないけれど、ブラジル人の血を開放しました。演じていて“あ、これは外国の血が出てんのかな“と。僕のラテンの血のテンションを見ていただければと思います」と、見どころを語った。

PICK UP