広瀬すず&真剣佑“相思相愛ホワイトデー”に野村周平が嫉妬『ちはやふる』

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競技かるたを題材にした大人気コミックス「ちはやふる」(末次由紀/講談社「BE・LOVE」連載)を実写映画化した『ちはやふる』(『-上の句-』3月19日公開、『-下の句-』4月29日公開)。この度、先行試写会&ホワイトデーイベントが開催され、主演の広瀬すず、共演の野村周平真剣佑が登壇した。

原作は、2010年「このマンガがすごい!オンナ編」第1位を獲得し、コミックス累計発行部数1200万部(2015年6月現在、既刊27巻)を超え、2011年に「ちはやふる」、2012年には「ちはやふる2」として、テレビアニメ化もされた大人気作品。“競技かるた=百人一首”に情熱を懸ける高校生たちの友情・恋愛・成長が、瑞々しくも熱い青春模様として描かれる。

今回は、ホワイトデーイベントということで、野村と真剣佑がそれぞれデコレーションを行った手作りケーキが登場。箱に入った状態で運び込まれたケーキを前に、どちらか一つを選ぶことになっている広瀬は「マッケンとかすごいアートっぽそう。周平くんはあまり想像できない感じが楽しみ」とワクワクを抑えられない様子。野村が「自信はありますよ。丹精込めて作ったんだから。家で俺がケーキ作ってる姿とか想像してみて。シュールだろ」と自信を見せると、真剣佑も「初めてデコレートしたんですけど、愛情込めて作りました」とアピール。さらに、「(広瀬を)後ろ向かせていいですか?」とスマートにエスコートすると、野村が「なんでそういうことするんだよ!(広瀬に)後ろ向いててね」と手柄を横取り。

その後、野村と真剣佑が箱を開き、ケーキと対面した広瀬が「え!? 何コレすごい!」と真剣佑のケーキを絶賛。しかし、野村のケーキに対しては「何コレ! 怖いんだけど。“ずっとみてるよ”って書いてある」と読み上げ、会場からは悲鳴が巻き起こる。これを受け、野村は「いや、そういうことじゃなくて、ほら、先輩として“成長を見守ってるからな”ってことです」と弁明。そんな中、広瀬の興味はすでに真剣佑のケーキへ移っており、野村から「お前ら聞けよ!!」と心の声が飛び出し、会場は笑いに包まれた。

一方、真剣佑の、中心にバラがあしらわれていて、イチゴがふんだんに使用されているケーキに、広瀬は「これすごいよね。女の人はもらったらドキドキしちゃうよ」と大絶賛。「イチゴの量とかもいいよね。私イチゴ大好きだから嬉しい」と喜びを爆発させる。真剣佑が「すずちゃんは赤のイメージが強くて、千早も赤なので、シンプルに赤にしました」と理由を明かし、「あと3ヶ月で(広瀬が)18歳だから、大人っぽいのがいいなと思いました」とコメント。喜ぶ広瀬と真剣佑のカップルさながらのやり取りを見ていた野村は「ほんとにイケメンだな」と、思わず嘆息。

そして、どちらかを選ぶ段階になると、広瀬が躊躇なく真剣佑のケーキをチョイス。続けて、野村のケーキも食べようとする広瀬に対し、野村が「食うなし! 選んだのこっち(真剣佑の)だろ。食わさねえよ。求めてるのは一人だけなんだよ!」と嫉妬気味に叫ぶと、会場は再び爆笑に包まれた。真剣佑のケーキを選んだ理由について、広瀬が「オシャレ。女性がもらって嬉しい“THE 王道”なテイストだった」と明かし、「どっちも嬉しかった。あとでもうちょっと食べるからね」と野村をフォローするも、どんよりとした表情の野村は「まあ今日の天気(雨)のような心境ですね」と冗談めかし、笑いを誘っていた。

最後に、広瀬が「公開前に見ていただくのはすごくドキドキしています。3ヶ月間一生懸命がんばってきて、瑞沢高校のみんなと同じ気持ちでがんばってきた私達の姿がそのまま映っているんじゃないかと思います。同世代のみなさんには刺さるものが多い作品です。一人でも多くのみなさんに、この作品が届いてくれたら」と、集まった観客にメッセージを送った。

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