福士蒼汰に幽霊が憑依!新ドラマ『お迎えデス。』で主演 ヒロインは土屋太鳳

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日本テレビ系で放送される4月クールの土曜ドラマが『お迎えデス。』に決定。福士蒼汰が主演、土屋太鳳がヒロインを務めることがわかった。

本作は、1999年から2002年まで「LaLa」(白泉社)で連載されていた、田中メカによる同名人気漫画が原作。主人公は、幽霊を自分の体に「憑依」させることができる不思議な能力を持つ大学生・堤円(つつみ まどか)。理屈っぽくて感情表現が下手な円だが、ひょんなことから幽霊の未練を叶えるアルバイトを始めることになってしまう。そんな円とともに、幽霊の願いを叶えていくバイトの先輩・阿熊幸(あぐま さち)。「命」と「夢」をテーマにした、不完全で未熟だけど眩しい、2人の成長物語だ。

円を演じる福士は、「一番初めにこのお話をいただいた時、物語の中に幽霊が出てくると聞いて、これは型破りな作品になるな! と思いました。さらに、自分が幽霊に憑依される役柄だったので、どんな風になるのか今からとても楽しみです」と作品の印象を明かす。さらに、「“死”というとても重いテーマを扱っていますが、このドラマを通して、皆さんが自分自身や大切な人について改めて考えるきっかけになればと思います」と続け、「僕の演じる円と土屋さん演じる幸とのラブコメディの要素もあり、さらに、ストーリーには人と人のつながりや、どう生きてゆくかという人の成長が描かれています。沢山の思いの詰まった作品になると思います。是非、みなさんご覧下さい!」と、見どころを語った。

円の先輩・幸を演じる土屋は「日本テレビの土曜のドラマは、ワクワクするドラマが多いので、この枠に出演できることが、とてもうれしかったです。そして、とても楽しみです」と喜び、「死は重かったりせつなかったりするものだと思いますが、同時に“今を大切にする”とか“愛情を大切にする”という意味もあると思います。このドラマにもそういうメッセージが込められていると思うので、私たちも考えながら、愛情を込めて作っていきたいですし、視聴者の方にもそういうことを考えていただけたらうれしいです」とメッセージを送った。

今回の実写化を受け、原作者の田中メカは「降ってわいたお話にただただ驚きです! 初連載作品を14年後にテレビドラマで見られるなんて……本当に夢のようです」と喜びを爆発させ、「キャストの名前をお聞きした時は、口が縦に開きました。今をときめくおふたりにメインを張っていただけて光栄です……!」と語った。

そして、ドラマの高明希プロデューサーは、「大切な人を亡くす悲しみは計り知れません。だからこそ、“隣にいる大切な人と過ごせる今”の温かみを感じられるきっかけになればと、このドラマを企画しました」とコメント。2人の起用理由については、「福士くんや太鳳ちゃんの真っ直ぐな目は、主人公たちそのもの」と明かし、「無数の愛の形を受け止めながら、愛するとは何か、自分は愛する人に何が出来るのか、自分なりの答えを導き出そうとする主人公たちの可愛らしい姿を、4月から一緒に見守ってやって下さい」とアピールした。

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