篠田みなみ「初めての役つきレギュラーに緊張」アニメ『ふらいんぐうぃっち』で初主演

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2016年4月9日(土)深夜に日本テレビ、4月15日(金)深夜に青森放送にて放送がスタートするアニメ『ふらいんぐうぃっち』(日本テレビ・青森放送ほか、放送日時は予告なく変更になる場合があります)。このほど行われた第1話のアフレコ収録後に、メインキャラクターを演じる、篠田みなみ、鈴木絵理、菅原慎介が取材に応じた。

本作は、「別冊少年マガジン」(講談社)で連載されている、石塚千尋による同名人気コミックが原作。「青森で魔女はじめました」という謳い文句の通り、15歳の魔女・木幡真琴と黒猫のチトが、横浜から青森の親戚の家にやってきて、修行をはじめるところから物語が展開していく。真琴は普通の学校に通っていて、又いとこの倉本圭や倉本千夏たちと元気に暮らしているという“日常的な要素”と、魔女の修行を行う“非日常的な要素”が絶妙なバランスでミックスされた、“ほのぼの日常系ファンタジー”だ。

真琴役の篠田は「初めての役付きのレギュラーで、台本に名前が書かれていたのも初めてなので、前日からすごく緊張していました。でも、現場に来てみたら皆さん優しくて安心しました」と振り返った。続けて、自身が演じる真琴については「とにかくマイペースなのはわかっていたのですが、掛け合いのシーンでも相手のペースを無視していいという指示が出てきたので、“そこまでマイペースなの!?”という驚きがありました(笑)」と明かし、印象に残ったシーンは「やっぱり“ふらいんぐ”したシーン。飛ぶとか、空にフワっとなるというのは、アニメならではの表現だと思うので感動しました」だと語った。

千夏役の鈴木は「元気な小学生で、いわゆる子どもらしい子どもという感じです。思ったことをついつい口にしてしまう反面、1話では圭くんのギャグに乗っかれる頭のいい部分も登場しています」とコメント。また、「1話ではマンドレイクが出てくるんですけど、アニメの絵が完成した時に、どうなっているのかが楽しみです。それに、青森に本当にいるのか、実際に行って探したくなりましたね」と、お気に入りのシーンを紹介した。

圭役の菅原は「何でもできるキャラクターですが、千夏ちゃんたちと一緒で本当にマイペース。周りを気にしているのかわからない感じなのですが、根底にはちゃんと気にかけている部分があります。そこが魅力の一つでもあると思いますね」と語り、「難しい役ではありますが、きちんと役と向き合って演じていきたいです」と意気込んだ。

本作で初共演を果たす3人。それぞれの印象について、篠田が「鈴木さんは小さいなと! 私が147センチなんですけど、鈴木さんは143センチ。自分より小さい方に久しぶりにお会いしたのでテンションが上がりました。それに、収録中も気軽に声をかけてくれて楽しかったです」と明かした。一方の鈴木も「篠田さんは小さいなと(笑)。事前にいただいた資料で小さいことは知っていたので、会う前から親近感が湧いていました」と笑いを誘った。そんな中、菅原は「僕も170センチちょっとくらいしかないんですけど、お2人といるとなんだか大きくなったような気がしています」と冗談めかして語り、「2人ともキャラクターを吸収して、雰囲気をグワッと持ってきてくれるような方。僕がてんやわんやしていたところを、2人に引っ張っていってもらった感じですね」と恐縮気味に語った。

そして、菅原が「魅力的なキャクターが多く登場しますので、そこを伝えていきたいです」、鈴木が「青森を盛り上げる作品にできたらと。4月から放送になりますが、青森放送だけでなくほかの地域でも放送されるので、見ていただいてほっこりした気持ちになっていただければと思います」、篠田が「未熟ながらもがんばりますので、この作品を見て、日本のみなさんが青森を好きになっていただければと思います」と、それぞれ意気込みを語った。

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