太田光、立川談志との感動エピソードを告白「こんなに嬉しかったことはない」

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爆笑問題・太田光とくりぃむしちゅー・上田晋也が、名古屋を巡りながら自由奔放にトークを繰り広げていくバラエティ番組『太田上田』(中京テレビ、毎週月曜~金曜深夜)。2月12日(金)の放送回で、太田が、立川談志との感動エピソードを披露した。

今週は、中京テレビの新社屋でトークを繰り広げている2人。今回は、太田が、若い頃に相方の田中裕二とともに、立川談志に連れられて飲み屋に行った際のエピソードを明かした。お酒が飲めない太田と田中は、烏龍茶を飲みながら話を聞いていたそうだが、談志から「つまらないなら無理している必要はない。お客にも悪いからな」と告げられた。太田は「焦っちゃって、そんなことないですって伝えた」と、当時の心境を明かす。すると、談志は「何飲んでんだ? お前ら飲めないのか? よし、じゃあハイボールを3杯、一気に空けろ」と言い出したという。

太田は「もう飲むしかない。俺は多少は飲めるけど、田中はワイン少しでひっくり返るから心配だったけど、もう仕方ない」と覚悟を決めて2杯飲んだというが、田中は半分飲んだところでトイレに駆け込んでしまった。すると、談志は「本当に飲めないんだな。悪いことしたなぁ」と悪びれることなくコメント。さらに、「ちょっと、漫才やってくんないか?」と、言い出したという。これには、ここまで話を聞いていた上田も「そんな状況でやらせるんだ!?」と驚く。結局、その場は太田の妻・光代が代わりに飲み干して、丸く収めてくれたのだという。

その後、田中のあまりの泥酔ぶりに、談志は帰ってしまったそうだが、帰り際に「天下獲っちゃいなよ。お前らならできるから。このチビ(田中)は絶対切るなよ」と告げたという。これには、太田も「こんなに嬉しかったことはない」と喜びを明かす。そして、「その後、すぐ帰ったんだけど、田中がタクシーを降りるなりゲーって吐いちゃったんだけど、吐きながら“今日はいい日だ”って。どこがいい日だよって思った」と続けるが、上田が「いや、これ映画化しよう。なんか芸人の青春グラフィティみたいでいいじゃん」と締めくくった。

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