元プロレスラーの天龍源一郎が、2月18日放送の『マネーの天使～あなたのお金、取り戻します！～』（読売テレビ・日本テレビ系、毎週木曜23:59～）第7話で、テレビドラマ初出演を果たすことがわかった。
小籔千豊と片瀬那奈がW主演を務める同ドラマ。メインの舞台となるのは、弁護士を目指して勉強中の栗原理佐（片瀬）が店長のメキシコ料理店「アンヘラ」。過去、大きな金銭トラブルに巻き込まれた経験のある理佐は、同様の問題で困っている人を助けようと、店内に相談窓口を設置。竹内茂（小籔）、従業員の女子高生らとともに、お金の問題で困っている人を助けていく。
第7話では、漫才師と芸能事務所が巻き込まれるギャラ未払い問題が描かれる。この問題を解決しようと、武蔵川華子（藤田みりあ・フェアリーズ）はある人物に会うため、テレビ局に無断で入ろうと試みる。すると、入口に警備員（天龍）が立ちはだかる。華子は様々な変装をして突破しようとするが、警備員はその度に見破って侵入を阻止。警備員と華子のコミカルな攻防が見どころの一つになっている。
今回の出演について、天龍は「何を言っているか、わからないだろうし、10文字以上のセリフはダメだから、大変だろうなと思いましたけど、新しいことへの挑戦を自分のエネルギーに変えている部分はありますね」と自身の滑舌が悪いことをネタにしつつ、オファーを受けた理由を明かした。さらに、プロレスとドラマの緊張は微妙に違うようで、「緊張感は同じですけど、比重はどちらが上とは言えない。額から汗するのがプロレス、脇の下から汗が出るのが演技ですね」と振り返った。そして、警備員の制服については、「イベントで警察の格好をしたことはあるんですけど、自分ではこういう制服は結構似合っていると思う。クールですしね（笑）」とご満悦。
また、共演した藤田に好印象を持ったという天龍は、「一言でいえば小さな体で根性があるなって……。演技はやりきるのが大事だと思いました。僕みたいな他の職業から来たヤツは躊躇したり、構えたりするものですけど、大したものだと思います」と絶賛。一方で、自身の評価も気になるらしく、「今は一生懸命やってホッとしているだけ。後から皆の感想が気になってくると思いますよ。オンエアを楽しみにしています」と語り、「今日、初めてドラマで演じさせて頂きました。私は一生懸命やったつもりですけど、皆さんがどう感じるかは後で漏れ聞こえてくること。落ち込むか、元気づけられるかわかりませんけど……。ヨロシク！ ぜひ“観戦”して下さい」とアピールした。
伝説のプロレスラーとの共演を果たした藤田は「お父さんが天龍さんの大ファンなので、“一緒に撮影だよ”って言ったらすごく喜んでいました。天龍さんは目が合うと寄り目をしてくれて、メチャ仲良くさせて頂きました」と、楽しげに共演エピソードを明かした。自身の役柄については、「コスプレみたいな格好は今回初めてやりました。かわいらしいというより、おもしろい感じだったので、最初は躊躇していたんですけど、やり出したらすごく楽しめて、振り切って全力でやりました。中にはファンが見たら驚くものもあると思います」とアピール。そして、「普段は見られない天龍さんだと思うし、私も色んな格好をしているので、2人のシーンを見て、フルに笑ってもらえたら良いなと思います」と視聴者にメッセージを送った。
