『天才バカボン』実写ドラマ化決定 パパ役は上田晋也、バカボン役はオカリナ

公開:

2月2日(火)に、東京タワーで節分にちなんだ豆まきイベントが行われ、3月に日本テレビ系でスペシャルドラマ『天才バカボン』が放送されることが発表された。さらに、バカボン一家の面々を演じる上田晋也、松下奈緒オカリナ、早坂ひららが登場した。

赤塚不二夫の国民的ギャグ漫画「天才バカボン」を実写ドラマ化した本作。バカボン一家の日常を描くナンセンス・ギャグストーリーの中で、古き良き日本の“家族の絆”が映し出される。舞台を2016年に移しながらも、原作の世界観や昭和の良き雰囲気を残し、現代の視聴者に合った“笑い”と“感動”が溢れる心温まる物語を届ける。

イベントが開始すると、バカボンのパパ役の上田と、バカボン役のオカリナが、バカボンの家を模した特設ステージに登場。漫画さながらのやり取りを披露した。二人で「鬼は外、福は内」と豆まきを始めるが、実際には動きだけのため、オカリナが「雰囲気でないよー」とボヤくが、上田が「食べ物は粗末にしてはいけないのだ。外は外。家は家」と掛け声をかけ笑いを誘う。その後、オカリナが「お腹空いたよ」とつぶやくと、バカボンのママ役の松下が巨大な恵方巻きを持って登場。続いて、ハジメちゃん役の早坂も現れるが、家の中にも関わらず土足のままだったため、上田が「家はアメリカンスタイルじゃないのだ」とツッコミ。その後、4歳の早坂が「恵方というのは、そもそも陰陽道で幸福を司る神様がいる方位のことなんだよ。今年は南南東だよ」と大人顔負けにセリフを披露。そして、松下が「この恵方巻きは通常の6倍あるのよ」と説明し、オカリナが巨大恵方巻きにかぶりつき、会場を盛り上げた。

記者会見では、上田が「本当に和気あいあいとして、ファミリーみたいな空気で撮影できました。ほかにも、レレレのおじさん役に小日向文世さん、おまわりさん役に高嶋政伸さんといった豪華キャスト陣が揃いました。僕自身の演技は2点なんですけど、ほかの方が100点以上の演技をしてくれたので、非常にいい仕上がりになっています」と撮影を振り返った。役衣装のハラマキ姿については「これは普段着のようなものです。しっくり来ていますね」とニヤリ。松下は「こんな家族いいなって思ってもらえるようなバカボン家族の一員になれて幸せです」と語り、「実写化に不安はあったんですけど、大変よくできました。温かい作品になっています」とアピール。続いて、オカリナが「初めてオファーを受けた時に、私は31歳の女なので、少年の役をやるっていうのがちょっと……」とオファーへの驚きを明かすと、上田が「意外かも知れないですけど、オカリナと松下さん同い年ですからね。同い年の哺乳類でこんなに差がでる!?」とコメントして、笑いを誘った。そして、天才児役の早坂が「難しいセリフを完璧に言えるように、一生懸命がんばりました。ぜひ観て下さい」とアピールしていた。

PICK UP