斎藤工「僕は窪田正孝くんのファン」『火村英生』イベントで告白

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1月17日にスタートする日本テレビ系の連続ドラマ『臨床犯罪学者 火村英生の推理』(毎週日曜22:30~)。この度、撮影が行われている都内の大学で、第1話の特別先行試写会が開催され、主演の斎藤工と、共演する窪田正孝がサプライズ登壇した。

本作は、有栖川有栖による小説「作家アリスシリーズ(火村英生シリーズ)」が原作。謎と闇を抱えながらも犯罪捜査にストイックな姿勢を見せる大学の准教授・火村英生を斎藤が、彼の葛藤と脆さを救おうと使命感を持つ小説家・有栖川有栖を窪田が演じる。

1話のエンディングが流れ終わると同時に登場した斎藤と窪田。司会の徳島えりかアナウンサーから「何度か共演されていると思いますが、今回はバディを組んでみてお互いの印象は変わりましたか?」と聞かれると、斎藤は「窪田くんは変わらないですね。昔から腰が低くて誠実。だけど、いざ演技になるとものすごいパワーが発揮されるという姿勢は変わっていない」と絶賛。さらに、「最近になって、僕の周りの人も“今度、窪田くんと一緒にやるんだって?”と言ってくるんですが、何度も共演しているので、そういうにわか窪田ファンは冷たくあしらっています(笑)。僕自身が窪田くんのファンなので」と、茶目っ気たっぷりにコメント。一方の窪田は「工さんと初めてお会いしたのは19歳くらいで、もう8年くらい経ちます。お互い人見知りなところがあるのでまだ壁がある気がするんですが、役に入るとその壁がスッと取れる感じがあるんです。それがすごく楽しいですね」と、斎藤との関係を語った。

続いて二人は、集まった女子大生からの質問に答えた。「もしも女子大生になったら何をしてみたいですか?」と聞かれると、斎藤が「コンパをしてみたいですね。コンパ前後の女子会で、男子を欺く感じの会議をしてみたいです」と語り、窪田も「ガールズトークしてみたいです」と同意。また、「女性を美しいと思う瞬間は?」と聞かれた斎藤は「読書している瞬間が好きなんですよ。今は、電車の中とかでもみんなスマートフォンいじっていたりしますが、そんな中、読書している姿が上品に見えて、グッときますね」と熱弁。一方の窪田も「何か物を書いている瞬間がいいですね。長い髪の毛をさり気なく耳にかける仕草とかたまらないです」と明かした。

今回のドラマについて、窪田は「今の時代、たくさんの推理作品があると思うんですけど、『火村英生』は新しい形に挑戦した、究極のエンターテインメント作品。最終話までみんなで突っ走っていきたいです。ぜひ、今日の感想をたくさんの方に伝えていただいて、その輪が広がっていけばいいなと思います」とアピール。斎藤は「サスペンスというジャンルの作品ではあるんですけど、登場人物はどこか偏っていたり、まんまるじゃない人間たちが、事件に基づきみんなで関係性を作っていくようなドラマだと思います。今の世知辛い世の中に合ったこのビターな作品を、これからもご支援いただけたら嬉しいです」と呼びかけた。そして、「帰るまでが遠足です。暖かくして、風邪など引かぬよう、夜道に気をつけてお帰りください。今日はありがとうございました」とファンを気遣っていた。

[第1話あらすじ]火村は、若い女性2人が殺害された連続通り魔事件の捜査に関わっていた。2人の口の中には、解読できない謎のメッセージが書かれた紙切れが残されていた。事件が起こったのは、2週連続で火曜日の夜。火村は、3週目の火曜日の夜に第三の殺人が起こるのではないかと考えていた。火村の予想通り、3週目の火曜日の夜に同じ手口の殺人が発生。火村と有栖は、現場へ駆け付ける。被害者はまたしても若い女性で、前の2件と同じく背中から鋭利な刃物による刺殺。口の中には、犯人からのメッセージらしき紙切れがあり、そこには「NIGHT PROWLER」(ナイトプローラー)と書かれていた。“ナイトプローラー”というのは、「絶叫城」という人気テレビゲームのキャラクターと判明し、犯人には「絶叫城」の知識があると考えられた。火村は、ゲーム会社を訪ね、制作に関わった人間を探る。次の火曜日まであと3日となった晩に、第四の殺人が起こってしまう。被害者は、フリーライターの雪枝(入山法子)。殺害の手口は前の3件と同じで、口の中に残された紙切れには“GAME OVER”と書かれていた。「絶叫城」も、4人が死ぬとゲームオーバーというストーリー。一連の犯行は「絶叫城」に従って行われ、これが最後の犯行ではないかと思われた。しかし、火村は「この事件は、これまでの3件と違う」と断言し……。

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