小籔千豊、片瀬那奈に「中身はおばはん」気さくなキャラに安心『マネーの天使』

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2016年1月7日(木)から読売テレビ・日本テレビ系でスタートする連続ドラマ『マネーの天使 ~あなたのお金、取り戻します!~』(毎週木曜23:59~)。この度、W主演を務める小籔千豊と片瀬那奈が、共演者とのエピソードやドラマの見どころを語った。

同ドラマのメインの舞台となるのは、片瀬が演じる、弁護士を目指して勉強中の栗原理佐が店長のメキシコ料理店。過去、大きな金銭トラブルに巻き込まれた経験のある理佐は、同様の問題で困っている人を助けようと、店内に相談窓口を設置。お金の問題で困っている人を助けていく。小籔が演じるのは、現在無職だが、超お人好しで超真面目な竹内茂という最初の依頼人。その後、茂は理佐たちを手伝い、一緒にトラブルを解決していく。ゼニの街・大阪を舞台に、一話完結の勧善懲悪のヒューマンドラマが、コミカルかつハートフルに描かれる。

撮影前は少し不安があったという小籔は「演技に関してはホンマにド素人中のド素人。監督に怒られるんじゃないか、共演者に嫌な顔されるんじゃないかとビクビクしていたんですけど、片瀬さんをはじめとする共演者の皆さんはニコニコされていて、監督さんやスタッフの皆さんも朗らかな人たちで、ホッと一安心したところです」と現場の雰囲気の良さをアピール。「この先、死ぬほど怒られるかもわかりませんけど(笑)。何とか3月まで怒られずに撮影を進めていけたら良いなと思っております」と冗談めかし、笑いを誘った。

一方の片瀬は「本当に前々から小籔さんとお芝居をしてみたいという気持ちがあったので、今回、ご一緒できて本当にありがたいなと思っています。現場では小籔さんに引っ張ってもらっています」と、念願の共演に感激。また、「1シーン1シーンが非常に長くて、1シーンで台本8~10ページは当たり前。なので、(小籔が座長を務める)新喜劇ではないですけど、舞台をやっているような感覚があって、それはすごく楽しい部分でもあるし、過酷なものでもありますね」と、苦労しながらも撮影を楽しんでいることを明かした。

ドラマ初共演となる片瀬について、小籔は「すごく気を遣って頂いて、僕の方が年上なんですけど、話しかけて頂いたりしています。気遣いできる親に育てられたんやろうなというのは伝わりますね。失礼な言い方かもしれないですけど、見た目はすごくおきれいな方なのに、中身はえげつないくらいおばはんやなって(笑)」と、気さくな人柄をネタに。それに対し、片瀬は「小籔さんは歯に衣着せぬ発言が非常に多い方なので、最初はどれだけ言われるんだろうとビビっていたんですけど、すごくやさしいですし、いつも穏やか。やっぱり家族思いの部分がにじみ出ていて、それが温かくて好きですね。日々、小籔さんのことを素敵だなと思っています」と、好印象を抱いている様子。

また、メキシコ料理店の女子高生アルバイト役で、2人との共演シーンが多い、葵わかな、NMB48の矢倉楓子、フェアリーズの藤田みりあについて、小籔は「皆さん、本当にかわいい。あの子たちを見た時、時の流れを感じたというか、俺も年いったなと思いました。3人は同世代ですから、仲良くすると思うんですけど、ランチしている時に僕の悪口言われへんようにしたいと思いますね(笑)」と、ユーモア混じりに印象を語った。一方の片瀬は「とても素敵な子たちで、最近は猫の写真を持ち寄ったりしていて、私も高校生時代に戻ったような気持ちで接しています」と、撮影現場でのエピソードを明かした。

そして、片瀬が「“ヒモ男にだまされて結構貢いだけど、お金は返ってこないよね”ってほとんどの皆さんが考えると思うんですけど、この作品を見たら、意外と返ってくるかもしれないという希望が出る。なかなか相談できないことじゃないですか。このドラマを見て、少しでも苦しんでいる人に希望が見えれば良いなと思います」と視聴者にメッセージ。小籔は「大体こういうドラマをやって、3か月も一緒におったら恋愛感情が生まれて、2人が付き合って、結婚ってなる。僕は結婚して家庭があって、不倫という形になるとは思うんですけど、青山でのイタリアンデート、並びに高級ホテルでの密会みたいな写真を撮られるとまたドラマの数字も上がるんじゃないかと(笑)。そこにもご期待頂けたらなと思います(笑)」と“ドラマあるある”を自分たちに当てはめて笑いを誘った。すると、片瀬が「ご期待に添えるかわかりませんが(笑)、とにかくドラマを盛り上げていきたいと思っています」と応じ、息のあったやり取りを見せていた。

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