「なごり雪」のイルカを母に持つ二世シンガー神部冬馬、“クジラ”に改名!?

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歌手のイルカを母に持つ、二世シンガーソングライターの神部冬馬が、12月19日放送の『有吉反省会』(日本テレビ系、毎週土曜23:30~ ※19日は24:00~)に出演。「母の力を借りず、一人立ちを決意して7年。いまだに“イルカ離れ”できていない」ことを反省した。

父は音楽プロデューサー・神部和夫、母は大ヒット曲「なごり雪」などで知られるイルカ。音楽界のサラブレッドである神部は、2008年に歌手デビュー。しかし、ミュージシャンとしてスタートする記者発表会見に母が同席したこともあり、新聞などでは「イルカの長男歌手デビュー」と“二世感”を強調される記事ばかりが目立ってしまった。もうすぐ30歳という年齢もあり、このままではいけないと思った神部は、その後“イルカ断ち”を宣言するが……。

親の名前を借りずに自分の力で歩き始めたはずの神部は、なぜかイルカ主催のライブに参加したり、母親の「やまなし大使」任命会見に同席し、ちゃっかり“便乗就任”するなど、二世であることを巧みに利用。自分のライブでも一曲目に「なごり雪」を歌うというあざとい(?)構成で、お客さんのハートを掴んでいた。さらに、その「なごり雪」でひと儲けを企んでいるようで、番組スタッフとの打ち合わせ時には「今、なごり雪スターウォーズ計画を考えているんです。あの曲をエピソード3とするなら、1と2を作ってみたらどうかなと。実は、すでに1曲完成しているんです(笑)」と、まだまだ母親の名前に頼る気満々の様子。そんな神部の紹介VTRを見ていたMCの有吉弘行は「マザコンですか?」と、直球の質問を。神部は「全然そんなことはないですよ」と否定するも、有吉から「完全にマザコンですよね」とダメ押しされると「そういう感じになっちゃいますよね」と認めていた。

実は既に結婚している神部は、妻、母、母方の祖父母、そして前妻の子どもと共に実家で暮らしているとか。自立できていない彼に奥さんがいて、しかも離婚経験があったことにスタジオ内は騒然。ゲストの「反省人」たちによる過ちの告白や懺悔を見守る「反省見届け人」として参加していた博多大吉は「その見た目でバツイチはちょっとヤバイですね」と。イルカの教育方針なのか、よくある“二世あるある”のような派手な生活をしたことがないと語る神部は「僕が通っていた学校には、古谷一行さんの息子である降谷建志くんをはじめ、井上陽水さんや谷村新司さんの子どもという格上の二世がたくさんいました」と、自虐的なコメントで“普通感”をアピール。有吉が「ご本人も地味ですもんね」と追い討ちをかけると、反省見届け人の大久保佳代子も「いい感じのボンクラ二世感がありますね」と容赦ないツッコミ。

そんな神部に課された禊は、神部冬馬から「クジラ」に改名すること。それを聞いた神部は「安直すぎません?」と動揺。しかし、有吉の「イルカより大きくなってほしいんです」という言葉に「そう言われると、ちょっといいかなという気持ちになりますね」と、満更でもない様子。収録後、神部のHPを覗いてみると早速、名前が「クジラ オフィシャルサイト」に。番組出演を機に、新たな一歩を踏み出したようだ。

この日は他に、横浜銀蝿のドラマー・嵐ヨシユキが、還暦を過ぎても怒られていることを反省するために登場。また「禊SP」では、金田一央紀による「自腹で金田一家の功績を巡る旅」と、中村繁之が「有吉反省会」のメンバーであるIVAN、アレクサンダー、山形ユキオ、ぱいぱいでか美の似顔絵を描く姿が放送された。

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