12月26日（土）17時30分から、読売テレビ・日本テレビ系のアニメ『金田一少年の事件簿』シリーズのスピンオフ企画となる1時間スペシャル『明智警部の事件簿』の放送が決定。若手俳優の千葉雄大が、アニメ声優に初挑戦することがわかった。

2014年に放送されたドラマ「金田一少年の事件簿N」（日本テレビ）に出演しており、作品の世界観をよく知る千葉が、アニメ版にも出演することが決定。「子どもの時からずっと見ていました。『金田一少年の事件簿』から『名探偵コナン』という流れで見ていて、その時はこういう仕事をすると思っていなかったので、その作品に自分が出られるというのは、すごく不思議な感じがします」と喜びを語った。

『明智警部の事件簿』はシリーズ初のスピンオフエピソードで、同名の漫画が原作。人気キャラクター・明智健悟警視（森川智之）の警部時代の活躍を描いたもの。千葉は、明智の部下・小林竜太郎を演じる。役柄について「前向きで真っ直ぐだけど、おっちょこちょいなところもあって人間っぽいと思いました」と印象を語り、「アニメのアフレコは経験がないので、すごく難しかったです」と振り返った。

今回の事件は当時を回想する形で描かれるが、現代のパートでは小さい時に見ていた憧れの金田一はじめとの共演が実現。はじめ役の松野太紀、美雪役の中川亜紀子からアドバイスをもらった千葉は「“声を前に飛ばすように”“場合によっては声を大きくした方が普通に聞こえる”と仰っていました。本当に優しく教えてくださったので感動しました」と、アフレコ中のエピソードを明かした。さらに、次回予告では、はじめの決め台詞“ジッチャンの名にかけて！”をもじった“明智警部の名にかけて！”という台詞も披露。「“ジッチャンの名にかけて！”は、誰しも一度は言っている台詞なので、すごく嬉しかったですね」と感激した様子。

そして、「普段のクールなところから熱いところまで、明智警部を堪能できる。そこに僕がついていって、いつもと違ったストーリーを楽しんで頂けると思います」と見どころをアピール。「長く続いているシリーズに出させて頂くのは本当に光栄でした。『金田一少年の事件簿』はもちろんなんですけど、他のアニメもすごく好きなので、声優さんと一緒にお仕事できて嬉しかったです。それが作品に反映されていたら良いなと思います」と、改めてアニメ声優初挑戦の喜びをかみしめていた。