『デスノート』松田役の前田公輝、“変態童貞”役に「抵抗は全く無かった」SPドラマで主演

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12月20日(日)23時15分から日本テレビで放送される『ダマシバナシ』は、ちょっと不思議でアブナイ、3話のオムニバスストーリーが描かれるスペシャルドラマ。ひとつはジェットコースターのごとく駆け抜ける“ブラックサスペンス”。ひとつは男と女の緊張が走る“恋愛ホラー”。もうひとつは笑いが止まらない“セクシーコメディ”。各話には衝撃の結末が仕掛けられているが、3つのストーリーを全て見終わった後には、さらなる衝撃の展開が待ち受けている。

今回、セクシーコメディで主演を務める前田公輝さんにインタビュー。“童貞で女性の匂いを嗅ぎまくる変態”という設定の大学院生・吉田朝陽を演じて感じたことや、彼の妹・真昼役の広瀬アリスさん、弟・星也役の志尊淳さん、お相手役の橋本マナミさんとのエピソードなどを語っていただいた。

――2015年7月クールのドラマ『デスノート』でもご一緒した、本作のプロデューサーを務める鈴木亜希乃さんからオファーをいただいた際の心境はいかがでしたか?

今年の9月に『デスノート』の撮影が終わってから、ぜひまたご一緒したいと思っていましたが、まさかこんなすぐにお声がけいただけるとは想像していなかったので、本当に嬉しいですね。とにかく感謝の気持ちでいっぱいです。

――朝陽は、とあるきっかけから女性の匂いを嗅ぎまくるようになる変態というキャラクターですが、抵抗はありましたか?

それが全く無かったです(笑)。もちろんプライベートで女性の匂いを嗅ぐのは、確かに抵抗があります。でも、去り際やすれ違いざまに、意図しない形で女性の良い匂いを感じてしまうことは多々ありますね。ただ今回は自ら嗅ぎに行くという大胆な設定なので「これはもう僕じゃない、朝陽なんだ!」と、一線を引いて演じようと思います!!

――台本を読まれて、朝陽に抱いた印象は?

生き方がまるで違うなと感じました。朝陽は大学院生で、僕も大学までは通いましたが、ちゃんと目標を持って勉強していたので、朝陽のように気ままな大学生活を送っていたとは思ってないです(笑)。僕自身は次男ですが、朝陽は長男にも関わらず、次男に生計を立ててもらっているなんて、考えられないですね(笑)。

――役作りはどのように?

自分の性格とは違う役柄なので、朝陽がこれまでどういう人生を送ってきたのかを考えて、「小学校の頃、いきもの係だったのかな」とか設定を想像していきました。それと、(朝陽のように)25歳まで女性に対しての免疫がほとんどない方というのは、独自の世界観をお持ちの方が多いイメージだったので、そこに近づけるように意識したり、そういった作品を観て勉強しながら頑張りました。

――役作りについて、鈴木Pとは何かお話されましたか?

オファーをいただいてからお時間をいただいて、まず朝陽の役についてお互いのイメージを伝え合いました。「あのシーンって実は会話になってないよね」とか、一緒に朝陽像を共有しながら役作りができて、とても楽しかったです。

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