劇場版『名探偵コナン』最新作のタイトル決定 ジンも登場するあらすじ&新ビジュアル解禁

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2016年4月16日(土)公開の劇場版『名探偵コナン』シリーズ20作目となる最新作のタイトルが、『名探偵コナン 純黒の悪夢(ナイトメア)』に決定。併せて、原作者の青山剛昌による描き下ろしティザービジュアルも解禁された。

2015年4月に公開された劇場版第19弾『名探偵コナン 業火の向日葵』は、興行収入44.7億円というシリーズ最高の数字を叩き出し、3作品連続で興行収入を更新。そして2016年は、テレビアニメ&劇場版シリーズが20周年を迎えるメモリアルイヤー。先日、公開された最新作の先行動画では、コナンと黒ずくめの組織との直接対決を示唆するメッセージが随所に散りばめられる中、左右で虹彩色が異なる“オッドアイ”と呼ばれる目元のアップが登場し、ファンの間で大きな話題を呼んでいた。

今回のティザービジュアルには、コナンのほか、FBI捜査官・赤井秀一、公安警察・安室透、黒ずくめの組織構成員・ジンの姿が描かれている。劇場版について青山は「今度の映画は真っ黒な話ですが、見終わった後、何色の気持ちになれるかは、あなた次第です(笑)」と、意味深長なコメント。果たして、黒ずくめの組織、FBI、公安、そしてコナン、この4つ巴の頂上決戦の末に待ちうける真実とは。原作漫画でも未だ明かされていない、黒ずくめの組織の内部に迫る物語から目が離せなくなりそうだ。

また、12月12日(土)から、一部を除く全国の劇場にて、今回の描き下ろしティザービジュアルを使用したチラシの配布も開始される予定。

[『名探偵コナン 純黒の悪夢』ストーリー]ある漆黒の夜、日本警察にスパイが侵入。イギリスの「MI6」、ドイツの「BDN」、アメリカの「CIA」など各国の諜報機関、さらにはFBIの機密データを持ち出そうとするが、間一髪のところで安室透率いる公安が駆け付ける。スパイは車を奪って逃走。高速道路で安室とのデッドヒートを繰り広げ、他の車をも巻き込む大惨事になろうとしたその瞬間、スパイの車はFBI捜査官・赤井秀一のライフル弾に撃ち抜かれ、道路の遙か下へ転落していった。

翌日、コナンたちは、東都水族館へ遊びにきていた。リニューアルしたばかりで大盛況の水族館。その目玉となる巨大観覧車の下で、コナンは、ケガをして独りたたずむ容姿端麗な女性を発見する。見ると、その瞳は左右の虹彩色が異なる、通称“オッドアイ”だった。しかし、女性は自分の名前もわからないほどの記憶喪失状態で、所持していた携帯電話は壊れてしまっている。その記憶が戻るよう手助けをすることを約束したコナンたちは、そのまま一緒に過ごすことに……。その様子の一部始終を陰で監視していたベルモット。そして、その場を後にしながらサイレンサーを取り出し、装着していたインカムに言い放った。「そのつもりよ、ジン」。

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