松井玲奈、奇行&長台詞のヒロイン役『ニーチェ先生』SKE48卒業後初の連ドラ出演

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間宮祥太朗と浦井健治がダブル主演を務め、福田雄一監督によって人気漫画を実写化した連続ドラマ『ニーチェ先生』が、来年1月より動画配信サービスHuluで先行配信、1月下旬から読売テレビと日本テレビで放送される。この度、アイドルグループSKE48を卒業した松井玲奈が、主人公に思いを寄せる女の子・塩山楓を演じることがわかった。松井は卒業後、初の連ドラ出演となる。

原作は、「月刊コミックジーン」(KADOKAWA)で連載中の「ニーチェ先生~コンビニに、さとり世代の新人が舞い降りた~」(漫画・ハシモト/原作・松駒)。「お客様は神様だろう!?」と不条理な要求を突きつけたお客様に対し、「神は死んだ」と返した新人コンビニバイト、仁井智慧(間宮)。新人でありながら大物な彼に、先輩バイトの松駒(浦井)は度肝を抜かれっぱなしの毎日。接客業界のダークヒーローが、接客業界の不条理に戦いを挑んでいく痛快コメディだ。

出演が決まった松井は「福田監督の作品にずっと出たいと思っていて、原作もすごく面白いと思って読んでいたので、とても嬉しいです」と喜びを明かす。自身の役どころについては、「主人公の仁井君のことが大好きで、好き過ぎるがあまり、奇行に走ってしまうんですけど、私はとても愛すべきキャラクターだと思っています(笑)」とコメント。また、「すごくセリフが長いので、公共の場でも、四六時中、歩きながら台詞を唱え続けています。だいぶ怪しい人間だと思いますね(笑)」と役作りの苦労を振り返り、「舞台がコンビニで、皆さんの日常にも起こりうるシチュエーションだと思うので、自分に重ねながら、“そんなことないよ”と笑ってもらったり、“うん、うん。わかる”って思ってもらったり。とても面白い作品なので、単純におもしろおかしく見て頂きたいです」と見どころを語った。

福田監督は、『HK/変態仮面』、『勇者ヨシヒコ』シリーズ、HKT48の指原莉乃が主演した『薔薇色のブー子』など、ヒットコメディを生み出し続けている奇才。グループを卒業し、本格的に女優として歩みだした松井が、福田監督のもとでどんな演技を見せるのか、注目が集まりそうだ。松井のほか、レギュラーキャストとして、内田理央、松田凌、菅裕輔、じろう(シソンヌ)、佐藤二朗の出演が決定。さらに、じろうの相方の長谷川忍やムロツヨシも友情出演する予定。今回、発表されたキャスト陣のコメントは以下。

<内田理央>
私が演じたのはドラマオリジナルキャラクターで、コンビニのアルバイトらしからぬ服装や、あまり見たことのないうさぎのようなツインテールから想像できるように、ある秘密を持ったちょっと変わった女の子です。撮影現場では、佐藤二朗さん、シソンヌじろうさんをはじめ、笑いを堪えるのが大変ですごく楽しい現場でした。7話から登場するので楽しみにしていてください。

<松田凌>
この度、通称シバケンこと柴田健を演じることになりました松田凌です。シバケンの何処か薄っぺらい爽やかさに隠された奥底には何があるのか。柴田健の世間離れした感覚を忠実に自分なりに演じ切りたいと思い演じさせて頂きました。各役がニーチェ先生という世界の中で隠しきれない個性を爆発させています。撮影中の現場からも絶えなかった爆笑。きっと皆様にも届くはず。是非観て下さい。

<じろう>
渡利先輩役のシソンヌのじろうです。原作ファンに渡利先輩好きの方が密かにかなり存在していると聞き、“僕でいいのか!?”とビビっています。渡利先輩のお金に対する異常な執着心、狂気性をかなり誇張して演じているかもしれません。物語に溶け込めていることでファンの皆さんに許して頂けたら。溶け込めてるといいな……。(撮影は)笑いの絶えない現場でした。皆さんにもそれが伝わることを願っています。正直、とても面白いと思います!

<佐藤二朗>
嫁が原作ファンなので、嫁孝行になりました。感謝。あと、仁井と松駒を演じる祥太朗と浦井は、2人とも、酉年です。ちなみに僕も酉年です。飛びます。こうなったら飛びます。飛びます飛びます。二郎さんのように二朗、飛びます飛びます。分からんかな、さとり世代には。

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