坂口健太郎、鈴木亮平の姿は原作の猛男そのもの!『俺物語!!』の魅力を語る

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10月31日に公開を迎える映画『俺物語!!』は、全く高校生に見えない超イカツイ顔面と屈強な肉体をもつ男が主人公という異色の同名少女漫画が原作(原作・河原和音、作画・アルコ)。高校生離れした見た目だが純情で優しい心根を持つ主人公・剛田猛男(鈴木亮平)が、ピュアな女子高生・大和凛子(永野芽郁)を一途に想い続ける様を描いたラブコメディだ。

今回は、猛男の親友で隣家に住む超イケメンの幼馴染・砂川誠を演じた坂口健太郎さんにインタビュー。雑誌「MEN'S NON-NO」の専属モデルとしても活躍する坂口さんに、猛男と大和の恋路の行方を握る重要な役の印象や出演が決まった際の思い、ご自身の恋愛観、作品の見どころなどを語っていただいた。

――事前に原作をお読みになっていたということですが、どんな印象をお持ちでしたか?

オーディションの前に数巻読んでいたんですけど、少女漫画でありながらも少年漫画っぽいところがあると感じました。それもあってか、すごく読みやすくて面白かったですね。砂川誠は、漫画を読んだ時点ですごく好きになれていたキャラクターだったので、オーディションに受かった時は、「やった!」って思いました。

――坂口さんが演じる砂川誠はどんなキャラクター?

ちょっとクールで、しっかり芯を持った男の子です。本当に非の打ち所のない子だというのは感じました。ちゃんと一歩引いて、周りをしっかり見ることができているところも魅力の一つだと思います。それに、猛男に対して愛情を持って接していて、すごくいいやつなので好きになりました。

――猛男役が鈴木亮平さんに決定したと聞いた際はいかがでしたか?

誰が猛男をやるんだろう……と想像していたところ、鈴木亮平さんに決まったと知りました。これまで何度か同じ映画に出させていただいていますが、その作品(『天皇の料理番』に出演)では減量されて役に挑まれていたので、猛男とは印象が全く違いますよね。でも、いざ現場に入ってみると、原作のイメージ通りの猛男が目の前にいて、これはもう亮平さんしかいないなと実感しました。

――役作りはどのようにされましたか?

外見的には髪の毛を染めていたりはします。内面では、親友でありながらも猛男に対して家族愛みたいなものを持っている子だと思ったので、亮平さんをしっかり見て、それを受けていく感じでした。一緒にお芝居をして、お話をさせていただく中で少しずつイメージが固まっていきましたね。なので、現場では常に亮平さんを見るようにしていました(笑)。

――坂口さんの思う猛男の魅力や“カッコいい男”とは?

猛男って女の子がよく言う「たくさん食べてくれる人が好き」とか、「力強い人が好き」っていうのが当てはまりますよね。たとえ猛男のビジュアルが女の子にとってタイプじゃなくても、行動はカッコいいです。火事のシーンをはじめ、自分を犠牲にして人の為に力を使うっていうのは、なかなかできないことだと思います。でも猛男は、それを“やってあげている感”がなくて、自分の気持ちに正直なところを出しているので、そういう部分が垣間見えることろが魅力だと思います。それに、猛男みたいに何事に対しても愛を持って接する人って、その生き様にも表れていてかっこいいですよね。

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