巴奎依が小麦役、桃井はるこは母親役で登場『ナースウィッチ小麦ちゃんR』放送決定

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パロディネタで注目を集めたOVA『ナースウィッチ小麦ちゃんマジカルて』の世界観を受け継ぎながらも、設定を一新したテレビアニメ『ナースウィッチ小麦ちゃんR』の制作が決定。2016年1月期に、日本テレビにて放送されることがわかった。これに先駆けて、記者会見が行われ、メインキャストの吉田小麦役の巴奎依、西園寺ここな役の山崎エリイ、如月ツカサ役の小市眞琴、小麦の母親・小春役の桃井はるこ川口敬一郎監督が出席した。

本作は、2002年から2005年にかけて、タツノコプロ制作でOVAの展開を行った『ナースウィッチ小麦ちゃんマジカルて』『ナースウィッチ小麦ちゃんマジカルて Z』の新テレビシリーズ。前作をベースにしながらも、キャラクターや設定を一新し、学生、アイドル、魔法少女という三足のわらじを履いて奮闘する小麦ちゃんと、そのライバルたちのドタバタな日常が描かれる。可愛いキャラクターはもちろん、笑いアリ・涙アリ(?)のストーリーや、タツノコプロが誇る3DCGによるライブシーンなど、見どころ満載の作品となりそうだ。

メインキャラクター初挑戦となる巴は「ただのアニメオタクだった頃にガッツリ見ていた作品だったので、まさか自分が出演できるとは……」と心境を語り、「あまり経験がなくて、みなさんにご迷惑をおかけしちゃったんですけど、これから成長していけたらと思います」とアフレコを振り返った。同じくメインキャラクターを演じる山崎は「(前作公開当時の)2002年は5歳。緊張して、アフレコもドキドキしながらやっています」と、小市は「(大きな作品なのでプレッシャーで)満身創痍です。戦い疲れました(笑)」と、それぞれ感想を語った。

前作ではヒロイン・中原小麦を演じ、本作では小麦の母親を演じる桃井は「声優デビュー作だったので、大切な作品の一つです」と振り返り、「当時はわからないことだらけだったのですが、みなさんが教えてくれてやっていけたので、今回は、自分がその立場になれればなと思います」と意気込んだ。続けて、川口敬一郎監督が「スケジュールが押している上に、まだ最終回が決まってないので、要望があればまだ受け付けられます(笑)。このライブ感を楽しんでいただきたいです」と冗談めかしながら見どころをアピール。そして、巴が「自分が好きで見ていた作品に関われるようになると思っていなかったので、嬉しいです。今はまだ小麦ちゃんがだいぶ前を歩いている感じですが、いつかは肩を並べて歩けるようになれればいいなと思います」と、今後の抱負を語っていた。

この日の会見では、メインキャスト3人に向けたサプライズで、この作品から派生したユニット「まじかる☆あ~る」としての活動、WEBラジオ配信が決定したことが発表され、キャスト陣も驚きを隠せない様子だった。今後、「まじかる☆あ~る」はアニメ以外にも様々な方面で活動していく予定。

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