上川隆也「もっこり、果敢に挑戦していく」冴羽の姿で『北条司原画展』に登場

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日本テレビ系の連続ドラマ『エンジェル・ハート』(毎週日曜22:30~)で主人公・冴羽獠を演じる上川隆也が、17日、東京・新宿住友ビル1階で開催中の『シティーハンター30周年記念 北条司原画展』(10月17日~11月8日)に役衣装で登場。18日放送の第2話以降の見どころなどを語った。

本作は、累計発行部数5000万部の大ヒット漫画「シティーハンター」の世界観をもとに、新たなパラレルワールドを描いた作品「エンジェル・ハート」が原作。物語は、シティハンターと呼ばれる、凄腕のスイーパー“始末屋”冴羽獠(上川)と、相棒の槇村香(相武紗季)に、絶体絶命のピンチが訪れるところから始まる。この時、香は不慮の事故により亡くなってしまう。そんな中、脳死状態の香の心臓が移植されることによって一命をとりとめた、謎の美少女・香瑩(三吉彩花)が、獠の前に現れる。第1話の放送終了後には、ネット上で「実写化でこのクオリティなら賞賛レベル」「冴羽の再現度が半端じゃない」「驚くほど違和感なく冴羽に見える」といった声が続出。視聴率も12.5%を獲得し、好スタートとなった(ビデオリサーチ調べ・関東地区)。

北条のイラストにサインを書き込むことになった上川は、「緊張しましたが、ブレるよりはいいかと思い、勢いよく書かせていただきました」と告白し、「画力の高さは存じておりましたが、印刷では伝わらない原画だからこそのタッチや色彩などがわかって、凄みを感じました」と原作ファンならではのコメント。さらに、「獠を演じているからなのか、やはり獠と香が仲睦まじく描かれている絵は、自然と足が止まって見入ってしまいます」と語った。

一方、ドラマ第1話をオンエアで見たという北条からは、「ドラマを見た原作ファンの方が喜んでくれているようで嬉しいです。今後も期待しています」というコメントが到着。これには、上川も喜びの表情を浮かべていた。

続いて、獠の有名な台詞“もっこり”に話題が及ぶと、上川は「模索中ではあります。第1話であんなに大きく音声になるとは思っていなかった(笑)。バックで聞こえればいいかなと思いながらやっていました」と明かし、「今後はもっと果敢に挑戦してきます」と意気込みを語った。そして、「香瑩が一人の人間としての感情や生きがいを見つけていくこと、香という半身を失った獠の再起を縦軸に、組織との戦いやシティハンターになった経緯などが描かれます。また、初実写化となる(槇村香の義兄、キャストは葛山信吾)も登場しますが、ブラザートムさん演じるファルコンと肩を並べる程の再現度となっております。ぜひ、楽しみにしていてください」と、今後の見どころをアピールした。

[第2話あらすじ]婚約者の香を事故で失った獠は、香の心臓を移植された暗殺者グラス・ハートと出会う。獠は彼女を組織から救い出し、本名の香瑩に戻り、普通の女性として生きる手助けをしようとする。だが、香瑩は道でヤクザに絡まれる親子を目撃し、思わずヤクザたちをなぎ倒していた。自分でも知らないうちに、勝手に体が動いてしまったのだ。香瑩を匿うドクは「香瑩が香の影響を受けているのではないか」と話す。臓器を移植された患者は、臓器の持ち主と性格や趣味嗜好が似る症例があるのだ。そして、香瑩はドクから、獠がシティハンターになったいきさつと、香との出会いを聞く。それはある悲しい過去の物語でもあった……。

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