窪田正孝「松田ァァー!」完全再現『デスノート』最終回 新作映画ヒント「6冊」なども発表

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9月13日に放送された連続ドラマ『デスノート』(日本テレビ系)最終回。放送前から、映画版のホームページでは謎のカウントダウンが始まり「最終回放送中に重大発表あり」と記載されていたが、ドラマ本編のエンドロールが終わった後に、新作映画が2016年に公開されることが発表された。

最終回では、名前を書くと人を殺すことができるデスノートを使って犯罪者を裁いていた“キラ”こと月が、彼の正体を暴こうとして亡くなった、世界的な名探偵・L(山崎賢人)の後継者・ニアと、その別人格・メロ(ともに優希美青)と決着をつけるべく、潜伏先に乗り込んだ。

クライマックスは、Lの遺志を継いだニア/メロがキラ=月を追い詰める。そこに、ニアを抹殺すべく、名前を知ることができる死神の眼を持った魅上(忍成修吾)も駆けつけるが、ノートはすり替えられており……という、原作漫画のラストを取り入れたストーリー。実に30分にも及ぶ迫真のシーンで特筆すべき熱演を見せたのは、これまでも、その演技力が絶賛されてきた月役の窪田。鬼気迫る芝居で、原作にもある「思い通り」「まだ笑うな、耐えるんだ」「ニア、俺の勝ちだ」「フハッハッハッハ。そうだ。俺がキラだ」「ばかやろう!誰を撃ってる!松田ァァァァァァー!ふざけるな!」といった名台詞を見事に表現。Twitterやネット掲示板は、「圧巻だわ」「狂ってて、とても良い」「顔がドンドンと月になっていく」「窪田正孝が怪演してる」「もはや窪田正孝劇場だな」「名言の“松田ァ!”を匠のごとく演じた窪田正孝は神」「演技があまりにもリアル過ぎてゾクゾクしてる」といった賞賛の声で溢れていた。

本編の放送終了後、2006年に公開された映画版のワンシーンが流れ、藤原竜也が演じた月、松山ケンイチが演じたLも登場。「あれから10年、再び地上に死神が舞い降りた」と、その世界から10年後のアナザーストーリーを描いた映画最新作が、2016年に公開されることが発表された。続いて「人間界に同時に存在していいデスノートは6冊まで」「ノートの封印」「6冊のルール」「夜神月、復活」「コンソメ味」「Lの後継者」「真第二のキラ」「新世界の神」「サイバーテロ」など様々なキーワードが踊り、原作漫画には存在しない“10年後”の物語に関するヒントが散りばめられた。映画版の藤原竜也、松山ケンイチ、ドラマ版の窪田正孝、山崎賢人が演じた原作の主要人物・月、Lは劇中で既に死亡しているが「夜神月、復活」という言葉が何を差すのかということを含め、キャスティングに関しても話題になることは間違いない。

これらの情報は、最新映画の公式サイトでチェックできる。監督は『GANTZ』『図書館戦争』などで知られる佐藤信介が務めることも発表されている。

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