4戦連続で未勝利のハリルジャパン、W杯2次予選カンボジア戦で巻き返しなるか

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2018年に開催されるFIFAワールドカップロシアのアジア2次予選、日本代表とカンボジア代表の試合が、9月3日(木)に埼玉スタジアムで行われる。ハリルホジッチ監督就任以来、親善試合を除いてアジア勢に4戦連続の未勝利の日本代表にとって、本大会出場のためには正念場の一戦となりそうだ。

今年6月、W杯2次予選の初戦は、シンガポールを相手にスコアレスドロー。また、国内組だけで臨んだ8月の東アジア杯でも、北朝鮮に敗戦、韓国、中国とドローに終わった。今回は、本田圭佑(ACミラン)、今シーズン好調な香川真司(ドルトムント)をはじめ、岡崎慎司(レスター)、武藤嘉紀(マインツ)ら海外組が約3ヶ月ぶりに集結し、巻き返しを図る。

ロシアW杯のアジアの出場枠は4.5。2次予選では、計40チームが5チームずつ8組に分かれて総当たりのリーグ戦を行い、各組1位の8チームと2位の成績上位4チームの計12チームが通過。その後の最終予選では、12チームを2組に分け、ホーム&アウェーの総当たり戦を行い、各組上位2チームの計4チームが本大会に出場決定。各組3位同士が対戦、勝者が大陸間プレーオフに出場する。

日本はアジア2次予選グループEで現在4位(勝ち点1)。首位のシンガポールが1勝1分、2位のシリアが1勝、3位のアフガニスタンは1勝1敗。0勝2敗で最下位のカンボジア相手に引き分け、よもや敗戦となると予選突破すら危ぶまれるため、ぜひとも勝利して勝ち点3をもぎとらなければならない。

日本代表とカンボジア代表の試合は3日19時より日本テレビ系で生中継。ゲスト解説に元日本代表監督の岡田武史を迎える。ほか、解説は都並敏史、スタジオ解説は北澤豪、ピッチ解説は城彰二。

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