窪田正孝vs山崎賢人に決着『デスノート』第9話まとめ:Lが死亡しニアが後継者、粧裕が誘拐

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8月30日に放送された『デスノート』(日本テレビ系、毎週日曜22:30~)第9話。キラを追い詰めた世界的な名探偵・L(山崎賢人)が死亡し、ニア(優希美青)が後継者になる。Lに勝利し「新世界の神になる」という原作でもお馴染みのセリフが飛び出した月(窪田正孝)は、ますます表情が邪悪に。物語も終盤に差し掛かり、ドラマオリジナルの要素を含む急展開が続いている。

第9話は、月とLが二人きりで対峙しているシーンからスタート。月は、名前を書くと人を殺すことができる「デスノート」にLの名前を書いたが、Lは死ななかった。実は、ノートはLが用意したニセモノ。月は、ノートを使って犯罪者を抹殺していたキラは自分だとLに告白する。そこにキラ対策室の人間もその場所に駆けつけ、月が逮捕……と思いきや、Lは突然、心臓麻痺で死亡。Lの名前をもう1冊の赤いデスノートの切れ端に書いたのは、魅上(忍成修吾)だった。Lを殺せる状況になかった月は、キラだと疑われることはなくなた。その後、死を覚悟したLが残していたビデオメッセージによって、ニア(優希美青)がLの後継者に。しかし捜査がなかなか進まない間に、月、魅上、記憶を取り戻した海砂(佐野ひなこ)によって、犯罪者の裁きは勢いを増していった。

そんな中、月の妹・粧裕(藤原令子)が何者かに拉致される。犯人は、キラ対策室で保管している黒いデスノートとの交換を要求。やがて、捜査員の一人である日村章子(関めぐみ)が犯行グループにいることが明らかに。彼女は、最初からノートを手に入れることが目的でキラ対策室に潜り込んでいた。月は「この誘拐を利用してやる」と何かをたくらんでいる様子。月と捜査員たちが粧裕とノートの交換場所に向かい、ニアは一人でLの2つ目のビデオメッセージを見る。「キラは夜神月だ」と明かすLに、ニアは「そんなこと、とっくの昔に分かってるよ」と、不敵な笑みを浮かべる。

この回から、ニアがLの後継者として月=キラの前に立ちはだかる。SNSやネット掲示板では、月を油断させるために笑顔を振りまくニアに「かわいい」「笑顔が素敵すぎると思います」との声が挙がっていた。劇中の月も、「しょせん子どもか。Lの足下にも及ばない」と、すっかりニアをナメている模様。しかし、次回予告では、ニアがもう1つの人格・メロになり、原作通りの黒ノースリーブの服に身を包み「片っ端からぶっ殺してやる!」とマシンガンのようなものをぶっ放す場面が登場。「可愛かったニアがランボー化」と、その変貌ぶりが話題になった。

また、ネット上では「粧裕を誘拐した日村はニア(メロ)の差し金では?」など、今後のストーリー予想も盛り上がっている。9月6日放送の第10話のあらすじの一部は、公式サイトで紹介されている。粧裕を救うため、総一郎と月はノートを持って日村から指定された場所へ。模木(佐藤二朗)たちもニアの指示のもと、突入に向けて待機することになった。そして月と総一郎は遂に日村と対峙。月がデスノートを日村に手渡し、その間に総一郎が粧裕を救い出すことになるが、時を同じくして、ニアの身体に異変がおき、キラ対策室から姿を消してしまう。そうして、日村の一味にまんまとデスノートを奪われてしまった月。しかし、月はこの状況を利用してデスノート奪還の作戦を密かに企てていた。粧裕の証言から日村たち一味の一人の正体を知った月は、海砂と魅上に指示して、彼らを追いつめていくことに。デスノートを奪われ途方に暮れるキラ対策室のメンバーたちだったが、思いもよらない人物から一本の電話が入る。「日村たちのアジトを教える」というその人物を信じていいものか疑うメンバーだが、打つ手がないキラ対策室は、そのヒントをもとに日村の一味を捕らえる作戦に出る。しかし、Lの死後、月の言動に対して密かに疑問を抱いていた総一郎は、ワタリ(半海一晃)からLの遺した残りのビデオを見せられ驚愕の真実を知ることに……。

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