山崎賢人の真摯な役作りを『ヒロイン失格』監督&原作者が絶賛

公開:

桐谷美玲が主演を務め、人気コミックを実写化した映画『ヒロイン失格』が9月19日に公開される。この度、本作の英勉監督と原作者の幸田もも子から、寺坂利太役の山崎賢人の演技や役作りを絶賛するコメントが寄せられた。

『ヒロイン失格』は、「別冊マーガレット」(集英社)にて連載され、全10巻で累計発行部数140万部を超える、幸田もも子の人気同名コミックが原作のロマンティック・コメディ。主人公の松崎はとり(桐谷)は、幼馴染の寺坂利太(山崎)に恋する高校生。絶対的な自信を持っており、自分が彼の“ヒロイン”だと思い込んでいる。しかし、利太が、六角精児似のクラスの中でもイケてない女の子・安達未帆(我妻三輪子)に告白され、付き合い始めるというまさかの展開に「え、あたしヒロインじゃないの?」と、2人の関係に悶絶。そんな中、学校イチのモテ男・弘光廣祐(坂口)がはとりに興味を持ち始め、まさかの三角関係に発展していく。

山崎は、映画『L・DK』の久我山柊聖役をはじめ、映画『今日、恋をはじめます』の長谷川西希役、現在放送中のドラマ『デスノート』(日本テレビ系、毎週日曜22.30~)のL役と、人気コミックが原作の作品に立て続けに出演。漫画の中のキャラクターが飛び出してきたかのような端正なルックスで、多くの女性ファンの心を掴んできた。山崎が今回挑戦したのは、主人公・はとりが想いを寄せるクールな幼馴染・利太。山崎は、脚本だけでなく、原作コミックも深く読み込んでおり、「利太の魅力は普通にカッコいいだけではなく少しヘタレなところがある」と分析。さらに、劇中で利太が身に着けるピアスは、自分でイメージに合うものを探して来て監督に提案するほど、役に入り込んでいる。

英監督は、「彼とは利太の内面についてあれこれ話しました。やたら写真を撮るのは、自分は空っぽだと思っていて、隙間を埋めようとしているからだ、とか。共通の“利太っぽさ”をつかめたので、現場ではラクでしたね」と、山崎との撮影中のやり取りを明かした。原作者の幸田も「利太が原作から、そのまま出てきた感じでした! 山崎さんはホントに利太をよく分かってくださっています」と真摯な役作りを絶賛しており、実写版・利太の再現度の高さに感激の様子。山崎演じる利太が、幼馴染としてはとりとじゃれあう無邪気な一面を垣間見せる姿や、はとりと安達の間で揺れ動く繊細な演技が、本作の見どころの1つになりそうだ。

PICK UP