窪田正孝「計画通り」の“眼球の演技”に衝撃『デスノート』第7話は視聴率11.6%

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8月16日に放送された連続ドラマ『デスノート』(日本テレビ系、毎週日曜22:30~)第7話に、窪田正孝演じる月が心の声で「計画通り」と語り、不敵な笑みを浮かべるシーンが登場。原作漫画でも屈指の名シーンとあって、放送前から「計画通り回」として話題になっていた。

該当のシーンが登場したのは、第7話の終盤。Twitter上には一斉に「計画通り」という言葉が踊り、スタジオジブリ作品の宮崎駿監督『天空の城ラピュタ』のクライマックスシーンで登場する滅びの呪文「バルス」が放送に合わせて一斉につぶやかれるのと似た現象に。Twitter急上昇ワードランキング上位になるなど、大きな盛り上がりを見せ、視聴率は11.6%を記録(ビデオリサーチ調べ、関東地区、世帯視聴率)した。

第7話では、名前を書くと人を殺すことができる「デスノート」を使って犯罪者を裁いていた“キラ”としての記憶を失った月が、世界的な名探偵のL(山崎賢人)と一緒に捜査を開始。やがて、大企業・ヨツバジャパングループの幹部である火口(柏原収史)がノートを使っていることを突き止めた。実は、月はデスノートの所有権を放棄して一次的に記憶を失い、彼を“キラ”だと疑うLを信用させ、再びノートを手にする機会を待っていた。火口にノートを使わせるように仕向けたのも月の策略。そして「計画通り」に、火口は逮捕され、月はデスノートに触れることに成功。あとは、ノートに触れている間=記憶が戻っている状態で火口が死ぬと、所有権が今ノートを持っている月に移動し、記憶を失わなくなる。月はLの目を盗んで、隠し持っていたノートの切れ端に火口の名前を書いて抹殺し、“キラ”復活を果たすこととなった。

“キラ”としての記憶を取り戻す前の月は、正義感の強い実直な青年。一緒に捜査しているLも、その澄んだ瞳を見て、少しずつ彼を信用し始める。しかし、記憶が戻った月は一転して、声も目もまるで別人のように変わり、邪悪と言っていいほどの表情を見せる。原作漫画、映画版(月役は藤原竜也)でも印象的な場面だが、今回は、窪田が見事な演技で月の変貌ぶりを表現。ネット上では「デスノートの計画通りが最高に計画通り」「計画通り(ゲス顔)に至るまでの狂気じみた目とか、最高に興奮しました」「窪田正孝の表情が、動きが、多彩でやばい。声色変わるの特にやばい」「窪田くんの目がどうにかなっちゃうんじゃないかって心配になってた」「やっぱ最後の窪田正孝の演技と編集、最高」といった絶賛の声が相次いだ。特に、ほとんど瞬きをせず、白目と黒目の配分によって狂気じみた感情を表現した「眼球の演技」と最後の表情は圧巻の一言で、視聴者に大きな衝撃と強烈な印象を残したようだ。

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