『花咲舞』財前直見と上川隆也の共演が話題!『お水の花道』再現に「最高のキャスティング」

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5日に放送された主演のドラマ『花咲舞が黙ってない』(日本テレビ系、毎週水曜22:00~)第5話に、女優・財前直見が出演。上川隆也演じる相馬の元妻という設定の役で登場した。財前と上川といえば、1999年に放送されたドラマ『お水の花道』(フジテレビ)で、主人公のホステス役、彼女が働くクラブのオーナー役として共演していた印象が強いようで、Twitter上では、二人の共演を喜ぶ声が相次いだ。

「この共演は相当アツイ」「『お水の花道』見てた世代としては、財前直見&上川隆也が並ぶっていう懐かしさがこみ上げてくる回だった」「キャスティングした人、グッジョブです!」「元夫婦役なんて最高のキャスティングだな。思わずニヤニヤしてしまう。スタッフ、わかってるね~」と、『お水の花道』(1999年に1作目、2001年には続編を放送)を見ていた世代を中心に盛り上がっていた。また、エンドクレジットで財前が「友情出演」だったことが明らかになると、「友情出演なんて財前さん、泣けるうぅー」との声も。ちなみに財前は、連続テレビ小説『ごちそうさん』(NHK)で杏とも共演。この朝ドラでは、杏演じる主人公の母親役を演じた。杏と上川、どちらの友情出演なのかは定かではないが、いずれにしろ、ドラマファンの心理をくすぐるキャスティングだったようだ。

この第5話は、相馬(上川)を中心に物語が展開。相馬の大学時代の同級生で、ある事情から彼を騙して融資を受けようとする青井を、石黒賢が演じた。今回の視聴率は13.6%を記録し、これまで放送された全話の平均視聴率は14.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、世帯視聴率)。夏ドラマでダントツの1位をキープしている。

本作の特徴のひとつは、“若手注目株”と言われるような役者をゲスト出演者に起用しないこと。銀行を舞台に、舞と相馬のコンビが各支店の不祥事を解決していくという内容のため、10代や20代前半の人物が出てこないということもあるが、それにしても、ドラマファンのツボを押さえたキャスティングが光っている。第1話は寺脇康文、片瀬那奈。第2話は金田明夫、第3話は内山理名。第4話は渡辺いっけい、中越典子。第5話は、石黒賢、財前直見。8月12日放送の第6話は、東幹久、石橋保。ターゲットにしているであろう視聴者層が、青春時代に見ていたドラマに出演していた役者陣がゲスト出演。今やベテランとなり、その安定した演技で画面を引き締めている。「次回は誰がゲスト出演?」と、楽しみにしている視聴者も多いに違いない。

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