広瀬すず、人生初のロングヘア「お姉ちゃんに似てる」映画『ちはやふる』劇中ビジュアル解禁

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女優の広瀬すずが、競技かるたに情熱を注ぐ主人公・綾瀬千早を演じる映画『ちはやふる』(上の句・2016年3月、下の句・同年4月、二部作連続公開)。この度、競技かるたの聖地である、滋賀県・近江神宮で撮影を行った出演者が、劇中衣装を初披露。ロングヘア&袴姿で登場した広瀬は「(この髪型にすることが)千早に一番近くなれるものと思いました。(エクステを)毎日つけていると、(撮影現場では)ボブの方が“誰?”みたいになって、私自身もこっちの方が見慣れて、ボブになると変な気分になるくらい身近になりました。ここまで伸ばしたことはなかったので、新鮮でした。お姉ちゃんに似てました(笑)」と、人生初だというロングヘアの感想を語った。

原作は、2010年「このマンガがすごい!オンナ編」第1位を獲得し、コミックス累計発行部数1200万部(2015年6月現在、既刊27巻)を超えた、末次由紀による人気マンガ「ちはやふる」(講談社「BE・LOVE」連載)。2011年に「ちはやふる」、2012年には「ちはやふる2」として、テレビアニメ化もされた大人気作品。“競技かるた=百人一首”に情熱を懸ける高校生たちの友情・恋愛・成長が、瑞々しくも熱い青春模様として描かれる。

広瀬は「せめて形だけでも本物に近づけたらいいなと思い、必死になってやっていました。ちはやちゃん(の動き)は大胆でダイナミックなので、何も考えないくらいバンッ、バンッ、って動いた方が彼女に近づけるかなと思いながら演じました」と、役作りについてコメント。「みんな、足の甲やひざがすれて、皮がむけて、真っ黒になって“ガムシャラにやってきた証だね”という会話をしていました。感覚がなくなるくらい痛かったんですけど、それでも負けずに(かるたを)とるという、みんなの熱やパワーを感じました」と、共演者とのエピソードを明かした。

千早の幼なじみ・真島太一を演じる野村周平は「(広瀬をおんぶするシーンがあり)しんどかったです。坂道だったし、長回しで、セリフも言わなければいけなくて。乗ってる側もしんどかったと思います。でも、おんぶすることもあまりないので新鮮でした」と、広瀬との撮影シーンを振り返った。綿谷新を演じる真剣佑は「福井弁とかるたの勉強をするために、撮影前、2週間ほど福井で合宿をしました。福井渚会というところでかるたの練習をしたり、地元の人たちと会話をするため、現地でアルバイトをしたりしていました」と、役作りについて明かした。大江奏を演じる上白石萌音は「(広瀬のことを)おすずって呼んでるんですけど、おすずが現場にいると場の空気がパッと明るくなって、常にキラキラしてるイメージがありました。現場のみんなが、おすずのファンになってたと思います」と、広瀬の魅力をアピールしていた。

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