冴羽を演じる俳優は?『エンジェル・ハート』日テレで実写ドラマ化決定

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累計発行部数5000万部の大ヒット漫画『シティーハンター』のパラレルワールド作品『エンジェル・ハート』が、日本テレビの10月クールの連続ドラマ(放送曜日・時間未定)として、初の実写化が決定。原作者の北条司からコメントが到着した。

『シティーハンター』の世界観をもとに、新たなパラレルワールドを描いた作品「エンジェル・ハート」(コミックス1stシーズン33巻:新潮社、2ndシーズン既刊10巻「月刊コミックゼノン」連載中:徳間書店)。物語は、シティハンターと呼ばれる、凄腕のスイーパー“始末屋”冴羽獠と、相棒の槇村香に、絶体絶命のピンチが訪れるところから始まる。この時、香は不慮の事故により亡くなってしまう。そんな中、脳死状態の香の心臓が移植されることによって一命をとりとめた、謎の美少女・香瑩(シャンイン)が、獠の前に現れる。果たして、香瑩の正体とは。獠と、香の命を宿す香瑩との出会いがもたらすものとは……。2005年10月から2006年9月まで、日本テレビ系でアニメも放送された大人気作だ。

ドラマでは、ハードボイルドな仕掛けやサスペンス性に加え、魅力的な登場人物が登場し、ハートウォーミングなエピソードが展開。「人間愛」や「家族愛」、現代社会で忘れられがちな「人間同士の真の心の触れ合い」をテーマに描いていく。原作者の北条は「そういえば連続ドラマって初めてですね。どうなるかまるで想像がつかないので、楽しみにしています」と期待を寄せている。

脚本は、ドラマ『35歳の高校生』、『金田一少年の事件簿N』(いずれも日本テレビ)の高橋悠也。演出は、『きょうは会社休みます。』、『泣くな、はらちゃん』(いずれも日本テレビ)を手がけた狩山俊輔が担当する。香港映画でジャッキー・チェンが演じ、韓国ドラマ『シティーハンター in Seoul』ではイ・ミンホが演じた主人公を、今回のドラマでは誰が演じるのか。冴羽獠をはじめとする個性的なキャラクターたちが根強い人気を誇る作品だけに、その配役に注目が集まりそうだ。

また、『シティーハンター』は、2015年2月に生誕30周年を迎え、今回のドラマ化と連動した各種イベントの開催なども予定されている。

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