窪田正孝『デスノート』第2話の急展開に戸惑い&期待の声 原作との相違点まとめ

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窪田正孝主演ドラマ『デスノート』(日本テレビ系、毎週日曜22:30~)第2話が12日に放送され、視聴率は12.3%を記録(ビデオリサーチ調べ、関東地区、世帯視聴率)。今年の民放連続ドラマで最高の初回視聴率16.9%を記録した第1話より数字を下げたものの、インターネット上にはドラマに対する視聴者の意見や感想が溢れ、注目度の高さを裏付けている。

原作・大場つぐみ、作画・小畑健による大ヒット漫画「DEATH NOTE」をドラマ化した本作。主人公・夜神月は、原作や映画では天才的な頭脳を持つ優等生だったが、ドラマでは、どこにでもいるような大学生でアイドルファンという設定。他にも、登場人物のキャラクターやストーリー展開が大幅に変更されたことが大きな話題になっていた。

そんな中、いよいよ放送を開始した連続ドラマ版。名前を書かれた人間が死ぬ「デスノート」を手に入れ、犯罪者を裁き始めた月(窪田正孝)は、ネット上で“キラ”と呼ばれ、徐々に崇拝される存在になっていく。キラの正体を暴くため、世界的な名探偵・L(山崎賢人)が捜査に当たる――という、キャラクター設定以外は、おおむね原作通りの構図でスタートした。そして注目の第2話では、Lが月に直接「君、キラじゃない?」と告げるなど“超”急展開。ドラマの放送後には、Twitterなどで「え?次で最終回なの?」と展開の速さに戸惑う声もあったが、「このまま漫画と違う展開で面白くできれば神ドラマになるな」といった、今後に期待する視聴者の意見も多く見られた。以下で、第2話で明らかになった原作との相違点をまとめる。

・月、好きなアイドル・弥海砂(佐野ひなこ)の家族を殺した犯人をデスノートで抹殺。死神リュークに「自分がキラだと申し出れば、彼女を好き放題できるんじゃ?」と冷やかされるも、「いいんだよ、彼女が幸せなら」と情に厚い一面。

・Lがトレードマークの白いシャツを着替えるシーンがあり、上半身裸に。また、お笑い芸人の動画を見ているシーンが幾つか挿入されている。今回は、ヒロシ、エスパー伊東など(第1話も同様のシーンがあったため、毎回のお約束になりそう?)。

・リューク、海砂の寿命を月にばらす。「死神の掟」で言えないとしながらも、月にリンゴ2個あげるから、と言われてあっさり籠絡。

・月、デスノートなしで死が間近に迫った海砂を救おうとして、ファンレターを直接渡して伝えようとするも失敗。原作では、月が個人的な感情で誰かを救おうとすること、およびデスノートにまつわる目的以外で行動することは、ほとんど無かった。

・原作では、Lの死後に彼の後継者として登場したニア(優希美青)が既に登場している。第1話では腹話術人形と話している姿が映ったが、第2話では、Lとニアが電話で話している描写が。腹話術人形の声に、Lが「ニアの邪魔はするなよ」と反応しているが、関係性は謎のまま。

・原作では、月がデスノートで死の前の行動を操った犯罪者を使い、自分を尾行しているFBI捜査官レイ・ペンバー(尚玄)の名前を確認するが、ドラマでは、月の作戦通り確認できたと思わせておいて実はLの罠だった……という展開に。Lはこの一件で、早くも月にたどり着き、「君、キラじゃない?」と電話で告げる。

・海砂が手にするデスノートは色違い(月のノートは黒)で、赤いデスノート。原作ではすべて黒いノートだった。

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