池上彰、櫻井翔の成長ぶりを絶賛「5年前は初々しく、かわいかった」

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嵐・櫻井翔と池上彰が番組MCを務め、8月4日(火)に放送される『戦後70年特別番組 櫻井翔&池上彰 教科書で学べない戦争』(日本テレビ系、21:00~22:54)。12日に番組の収録が行われ、MCの二人が取材に応じた。

収録を終えた櫻井は「池上さんには、何を質問しても答えが返ってくる。相当心強いですね。後ろにいてくれてこんなに頼もしい人はいない」と尊敬の眼差し。一方、池上は5年ぶりにタッグを組んだ櫻井について「5年前は“初々しいな”“かわいいな”と思っていました」と当時の印象を明かし「今ではMCとして、しっかり皆さんを回していて、その成長ぶりを本当に心強く感じました」と絶賛した。

同番組では、日本が二度と戦争を起こさないために、戦争を知らない世代に向けて、戦後70年の今だからこそ知っておくべくことを分かりやすく伝えていく。櫻井と池上は、MCとしてスタジオ進行を仕切るほか、自ら現場取材も行う。

今回の取材で、パプアニューギニアのラバウルを訪問した櫻井は「多くの資料に名前が載っていますし、『永遠の0』にも出てくるほど有名なところですが、実際はどんなところなのか。どれほど暑いか、どんな天気なのか、どんな人たちがそこにいるのか。そういうことがイメージしづらかった場所だと思うので、その地に行けたことはすごく大きかったです」と、現地に赴いた感想を語った。

アメリカで最初に核実験が行われた実験場を訪れた池上は、「世界最初の核実験が行われたことによって、実は近隣住民が“死の灰”を浴びているわけです。広島・長崎の前に、被爆者の方がいたのかもしれないということが、現地の方にお話を聞くことでわかってきて、衝撃を受けました。ガンで亡くなっている方が多いという生々しい証言を得られたことがショックでしたね」と振り返った。

最後に、櫻井は「戦争は自分の中でも大きなテーマの一つです。戦後80年に向けて、引き続き、広く取材していきたいなと思っています」と今後の抱負を語っていた。

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