6月27日（土）公開の映画『ストレイヤーズ・クロニクル』の初日舞台挨拶が都内で行われ、主演の岡田将生をはじめ、染谷将太、成海璃子、松岡茉優、白石隼也、黒島結菜、瀬々敬久監督が登壇した。
本作は、極秘機関の実験によって生み出された、特殊能力を持った2組の若者たちの物語。自分たちの能力を未来のために使おうとする「チームスバル」、未来を破壊しようとする「チームアゲハ」。この2組が宿命によって引き合わされ、彼らを利用しようとする権力者たちが暗躍する中、人類の未来を決する切なくも壮絶なバトルが展開する。舞台挨拶の冒頭、「チームスバル」のリーダー・昴（スバル）を演じた岡田は、「先ほど、（上映後に）皆さんから大きな拍手をいただけたので、よかったなと思っております」と手応えを語った。
一方、「チームアゲハ」のリーダー・学を演じた染谷は、「2年前に、岡田くんと瀬々監督とこの企画の話をしていて、その時に岡田君から“将太も出てほしいな”という一言があって、自分は今ここに立っています」と出演の経緯を明かし、「こうやって一緒にやれたことを幸せに思っていますし、またご一緒にやりましょう」と感謝の思いを伝えた。これに感動した様子の岡田は、「ありがとう」と呼びかけながら、染谷と熱くハグを交わした。
しかし、この様子を見ていた瀬々監督が「今のハグには愛を感じられなかった。愛を感じるハグをもう一回やってください」と岡田にダメ出し。さらに、作中で力強いハグを見せている白石に「教えてあげて」と無茶ぶりした。そこで、まずは白石が、レクチャーするために岡田へハグを行うと、岡田が「なぜか白石くんに両手でお尻を触られた（笑）」と暴露。その流れで、岡田がハグ待ちをしていた染谷に「お前にも同じことするからな」と宣言すると、「いいよ」とまさかの快諾。二度目の岡田と染谷の”全力ハグ”に対しては、瀬々監督から「はい、OK」の声がかかり、会場は大歓声に包まれた。
このほか、成海から「現場ではいつも昴兄でいてくれてありがとう。焼き肉もごちそうしてくれてありがとう。美味しかったです。また一緒に仕事しようね」と感謝の言葉が贈られ、岡田が成海に“頭ポンポン”をしてみせる一幕も。さらに、瀬々監督から岡田に、花束贈呈に続いて感謝の手紙が朗読されると、岡田は「瀬々監督と出会って、仕事に対する姿勢が180度変わりました。監督とは2度目なのですが、これからも精進していきたいなと、胸が熱くなりました」と涙ぐみながらコメント。そして「今日はいろんな映画が公開されている中で、この映画を選んでいただきありがとうございます。若手のみんなで、エネルギー全開でこの作品に臨んでいました。その気持ちがみなさまの心に届いていたら嬉しいです。こんな素晴らしい監督と仕事ができて僕は幸せです。また次回があるのならやりたいなと思っております。本当にありがとうございました」と、感謝の気持ちと次回作への意欲を語った。
