「バケモノの子展」開催決定 細田守監督作品×チームラボ×面白法人カヤック

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細田守監督の最新アニメーション映画『バケモノの子』(7月11日公開)と、国内外から注目を集めているウルトラテクノロジスト集団「チームラボ」、国内外の広告賞受賞歴を持つ「面白法人カヤック」がコラボレーション。7月24日(金)から8月30日(日)まで、「バケモノの子展」が東京都・渋谷ヒカリエで開催される。

『バケモノの子』は、バケモノと少年の奇妙な師弟関係を軸に、バケモノたちの棲む異世界「渋天街(じゅうてんがい)」での修行と冒険、リアルな渋谷を舞台にした壮大なアクション、そして親子の絆やヒロインとの淡い恋愛などを描いた冒険活劇。

本展では、細田監督の過去作品『時をかける少女』(2006)、『サマーウォーズ』(2009)、『おおかみこどもの雨と雪』(2012)、そして『バケモノの子』の絵コンテ。レイアウト、原画、背景美術など300点以上のオリジナル素材を展示し、体感型ブースも登場。細田監督とスタッフが作り上げた映画の魅力に迫る。

チームラボが手がけるのは、『バケモノの子』の世界を体感できるブース「熊鉄道場」。バケモノの熊鉄(役所広司)から指導を受けることになった少年期の九太(宮崎あおい)の気分で、太刀さばきの修行をすることができる。また、映画のポスタービジュアルと撮影者を合成し、自分だけのポスターを作ることができるカメラも登場。モーションセンサーを組み合わせ、撮ったその場で加工、展覧会のFacebookにアップロードされる。

一方、面白法人カヤックが手がけるのは、過去の3作品の名場面が体感できるブース。『時をかける少女』は、夕暮れの川原をバックに描かれた真琴と千昭のラストシーン。『サマーウォーズ』は、健二が「よろしくお願いしまあああすっ!!」と叫びながら、世界の危機を救うべくEnterキーを叩く緊迫のシーンを完全再現。もう1つは、仮想世界OZを再現し自由にメッセージの入力が可能なスペース。そして『おおかみこどもの雨と雪』は、家の柱に刻まれた身長を記録した傷に手をかざすと、その年頃のおおかみこども・雨と雪が現れる。

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