「岡田将生は才能がある」アクション監督・下村勇二が絶賛した『ストレイヤーズ・クロニクル』の熱演

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気鋭のベストセラー作家・本多孝好による新感覚アクション巨編小説を、『アントキノイノチ』などを手がけた瀬々敬久監督が実写映画化した『ストレイヤーズ・クロニクル』が、6月27日(土)より公開される。主演・岡田将生が本格的なアクションに初めて挑戦していることも話題の作品だ。

本作は、極秘機関の実験によって生み出された、特殊能力を持った2組の子どもたちの物語。希望を信じた1組は自分たちの能力を未来のために使おうとし、絶望に満ちたもう1組は未来を破壊する事を決意。仲間との絆だけを頼りに生きてきた彼らが宿命によって引き合わされ、彼らを利用しようとする権力者たちが暗躍する中、人類の未来を決する、切なくも壮絶なバトルが始まる。

『ストレイヤーズ・クロニクル』の見どころのひとつは、特殊能力者同士による激しいバトルシーン。岡田をはじめとした注目の若手俳優たちが激しくぶつかり合うアクションの指揮をとったのは、『GANTZ』、『MONSTERZ モンスターズ』のアクションも担当した下村勇二。岡田は、一からアクションの見せ方や動きを学び、「アクションの撮影は現場でどう変わるか分からないですし、その変化に負けないように一生懸命ついて行きました」と振り返る。そんな岡田を下村も絶賛しており、「岡田将生さんにはアクションのセンスを感じます。フォームが非常にキレイで1、2回練習するだけで形になる。頭で理解するのと同時に、そのまま身体で体現できる貴重な才能があります」とコメント。また、岡田演じる昴と対峙する学を演じた染谷将太も「岡田くんの体術をつかったアクションは、本当に格好良かった!」と太鼓判を押している。

下村は、倉田アクションクラブを経て、俳優・映画監督・映画プロデューサー・アクションコレオグラファー・アクション監督・武術家といった様々な顔を持つドニー・イェンの元でキャリアを積んだ。現在は、自身が監督を務めるアクション映画『RE:BORN』の公開を控えている。その活躍は多岐にわたり、映画以外にもゲーム「デビルメイクライ3」、「デビルメイクライ4」のムービーシーン監督や、「モンスターハンター4」のOPムービー・アクションコーディネーター、有名アーティストのMVやCMなども手がけている、日本を代表するアクション監督だ。

本作では、「3秒先の未来が見える」主人公・昴をはじめ、それぞれの特殊能力ごとにアクションの形も動きも変わる。「日本映画では珍しい題材のアクションだと思います。 登場人物がそれぞれ違う特殊能力を持って戦うので、アクションのバリエーションは豊富です。キャストの皆さんは運動神経が良い方が多いので、アクショントレーニング中に生まれた動きをそのままアクションシーンに取り入れたものもあります」と語る下村の熱血指導に応え、若手俳優たちは必死にトレーニングを重ね、他に類を見ない大迫力のアクションシーンが完成した。

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