伊藤歩、民放連ドラ初主演 “惚れた男性がすべて犯罪者”の「婚活刑事」役

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女優・伊藤歩が、7月2日にスタートする新ドラマ『婚活刑事』(読売テレビ・日本テレビ系、毎週木曜23:59~)で、民放の連続ドラマに初主演。本作で刑事役に初挑戦する。

ドラマ『婚活刑事』(読み方:こんかつデカ)は、安道やすみちの小説「婚活刑事シリーズ」(TO文庫)が原作。婚活パーティ、料理教室、合コン、あるいは日常の中で惚れた男性がすべて犯罪者という悲劇的な能力を持つ婚活中の女性刑事・花田米子(35歳)が、恋と正義の間で葛藤しながら事件を解決する姿を描く“婚活ミステリードラマ”だ。ポスター撮影で純白のウエディングドレスに身を包んだ伊藤は、「何度か撮影では着た事があるのですが、今回は設定自体が変わっているので、今日の撮影をすごく楽しみにしていました。白いドレスは女性の夢というような所があるので、着るだけでハッピーな気持ちになります」と笑顔で語った。

番組プロデューサーは、「好きになるのは、何故かいつもダメ男。そんな悩みを抱えている女性は意外と多いはず。米子は、女性刑事なのに好きになる人が絶対に犯罪者という“究極の恋愛不適合者”です。伊藤歩さんが、ドラマ『昼顔』の“夫の不倫を許せない怖すぎる逆襲妻”で話題になり、今度は“犯罪者に惚れて惚れて惚れまくる女性刑事”という『昼顔』とは真逆の役に挑戦することにも注目してください」とコメント。ドラマは一話完結型で、毎回、様々なタイプのイケメンゲストが登場するのも見どころのひとつ。米子は、恋愛にウブで純粋、仕事に対しては真面目で猪突猛進というキャラクター。好きになった人が犯罪者だと分かって動揺するが、最後には涙ながらに自ら犯人を逮捕することになる。

また、米子と衝突しながらも一緒に事件を解決していく、警視庁捜査一課から異動してきたエリート警部・藤岡躑躅(つつじ)役には、小池徹平が決定。米子と躑躅がコンビを組んで捜査を進めるが、情に流されがちな米子と論理的に捜査を進める躑躅は、事あるごとに衝突。小池は「本当に台本を読んで笑っちゃうし、お互い、絶対に結婚する可能性はないと言っていますが、それは僕が言ってどうこうなる問題じゃないですから(笑)。合わないだろうというコンビがギャーギャー言いながら事件を解決に導いていきます。二人の掛け合いを見て和んだり、急にグッと泣ける所があったり、それらが凝縮されたドラマを皆さんに見せられる良いコンビかなと思います」と語った。伊藤も「あまり自分自身にプレッシャーをかけないようにしていますが(笑)、小池さんが(掛け合いを)助けてくれると思います」と、撮影を楽しみにしている様子だ。

婚活ドラマと刑事ドラマを組み合わせた斬新な設定だが、伊藤は「コメディの要素はもちろんありますが、1つ1つの事件がしっかり描かれていて、きちんと事件に向き合う過程の中で、好きな人が犯人という事実がわかる。描かれた事件に恋愛の部分が面白く詰まっています。刑事ではあるのですが、花田米子という女性の人生、結婚についても真剣に書かれていて、自分が期待していた以上の台本を頂いて本当にワクワクしました。私自身もこの作品のファンになっていますし、見て頂く方にもその感覚が伝わると良いなと思います」と、作品の魅力をアピールした。

そして、脇を固めるのは個性的な俳優たち。両国署刑事課課長の塚本樹役は鈴木砂羽、警視庁警務部参事官の佐伯信二郎役は大杉漣が演じる。ほか、升毅、森カンナ、川村エミコらも出演。伊藤は、「鈴木砂羽さんや大杉漣さんというかつて共演させて頂いた先輩方がいらっしゃるので、皆さんの広い胸をお借りしながら自分も精一杯努力していきたいです。脚本が素晴らしいので、何とかそれ以上のものにできるように毎日楽しみながら、集中力を絶やさずに力を合わせて良い作品ができたらなと思います」と意気込んでいる。

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