ジブリ『思い出のマーニー』全米公開決定「素晴らしい」と絶賛の前評判

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2014年に大ヒットしたスタジオジブリ作品、米林宏昌監督の『思い出のマーニー』が、5月22日より英題『When Marnie Was There』として、ニューヨーク、ロサンゼルスを皮切りに全米公開されることが決定した。

アメリカのマスコミからも、「息をのむほど素晴らしい」(ハリウッド・リポーター)、「素晴らしい! 今までのスタジオジブリ作品と同じようにゴージャスな作品だ!」(タイムアウト・ニューヨーク)といった高評価を得ており、宮崎駿監督『風立ちぬ』、高畑勲監督『かぐや姫の物語』に続く、3年連続のアカデミー賞ノミネートに期待がかかる。

全米配給を行うのは、『かぐや姫の物語』の配給や、『となりのトトロ』『千と千尋の神隠し』『もののけ姫』などジブリ作品のレトロスペクティブ上映を北米各地で行っているGKIDS。アメリカ版のボイスキャストは、日本版で高月彩良が担当した主人公の杏奈を『トゥルー・グリッド』でアカデミー賞にノミネートされた実力派のヘイリー・スタインフェルド、有村架純が演じたマーニーはドラマ『マッドメン』で人気のキーナン・シプカが演じる。また、杏奈を暖かく見守る大人たちを、『テルマ&ルイーズ』のジーナ・デイビス、『シュガー・ラッシュ』のジョン・C・ライリー、『デスパレートな妻たち』のヴァネッサ・ウィリアムズが演じている。

日本では、今年3月に『思い出のマーニー』のブル一レイ&DVDが発売され、フィギュアスケーター・髙橋大輔とのコラボレーションCMも大きな話題となった。

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