有村架純、地上波ドラマ初主演 山崎賢人、成海璃子、東出昌大、窪田正孝ら共演の青春群像劇

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女優・有村架純が、6月24日(水)に放送されるスペシャルドラマ『永遠のぼくら sea side blue』(日本テレビ系、21:00~22:54)で、地上波ドラマ初主演を果たすことがわかった。共演には、山崎賢人、成海璃子、東出昌大、窪田正孝ら注目の若手役者が勢揃い。海で出会った7人の大学生と1人の青年、男女8人が織りなす青春群像劇が描かれる。

主人公・松岡あおいを演じる有村は、「ドラマに出てくる若者はみんな、自分の気持ちを素直にぶつけることが苦手で、だからすれ違ったり、衝突してしまうこともあるけれど、一緒に過ごす時間を重ねてかけがえのない仲間になっていきます。主人公のあおい同様、私も気持ちを言葉にすることが苦手だったときがあるので、すごく親近感を持って演じることが出来ました。そして、仲間がいるからそれぞれの困難を乗り越えることができて、自分に自信を持てるようになる……恋や友情、将来のことなど、青春が沢山つまった物語です。同世代の素敵な役者さんたちに私自身も刺激を受けながら撮影しました。どうぞご期待ください!」とコメントしている。

あおいは、人生の選択を迫られている大学3年生。周囲に波風をたてるのが苦手な彼女は、海の研究をするという夢を諦めて、親の言うままに就職しようとしていた。そんな時、ふとしたきっかけで海洋大学の学生たちと出会い、海の近くの水族館を舞台に、期限つきの共同作業を行うことに。自分たちの夢を追う彼らの姿が、あおいの人生を少しずつ動かしはじめ、彼らもまた変化していく。あおいを一途に思い続ける幼馴染・永田拓(山崎賢人)、あおいの憧れの先輩・山内航汰(窪田正孝)、航汰の元カノ・佐伯夢花(成海璃子)。夢花へのほのかな恋心を抱えた芹沢亮(浅香航大)と、ゼミOBとの不倫関係を断ち切れない丹羽麗子(清野菜名)、親の借金のために夢を諦めた飯野奏介(矢本悠馬)。そしてあおいがすれ違った写真家・近藤瞬二(東出昌大)。新しく出会った男女8人が一緒に過ごすうち、恋愛と友情が複雑に絡まり出す。

青春映画の名作「桐島、部活やめるってよ」も手がけた、本作の枝見洋子プロデューサーは「奇跡のような晴天に恵まれて輝く海に、有村架純さんはじめ、いまもっとも勢いある若い役者たちの放つ強い光が反射する、眩しく鮮烈な青春ドラマが完成しました! 彼らの真剣な表情はいきいきとして清々しく、見ているだけでパワーがでます。期限付きだとわかっていても、少しでも長くそこにいたいと願ってしまう……そんなときを一緒に過ごした誰かのことや、感じていた音や匂いを蘇らせながら、主人公たちと一緒に泣いて笑って、青春を駆け抜けて頂けたら嬉しいです!」と、出来栄えに自信を覗かせている。脚本は、ドラマ「天体観測」、「恋する日曜日」シリーズ、「赤い糸」、「ファースト・クラス」、映画「さよならみどりちゃん」、「レインツリーの国」などの渡辺千穂が担当する。

その時代を生きる若者たちの友情・恋愛・家族・就職・人生などにまつわる心情をリアルに描き、時代の空気を詰め込んだ青春群像ドラマ。これまでにも、「ふぞろいの林檎たち」(1983)、「愛という名のもとに」(1992)、「あすなろ白書」(1993)、「天体観測」(2002)、「オレンジデイズ」(2004)、「ラストフレンズ」(2008)といった作品が視聴者の支持を獲得してきた。近年のドラマではトリッキーな設定や演出が多く見受けられる中で、直球の青春ドラマとして制作される本作。地上波ドラマ初主演の有村をはじめとする旬のキャストたちが“今の若者”をどのように表現するのか、注目が集まりそうだ。

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