染谷将太、深津絵里に「すごい方」橋本愛に「セクシー」と絶賛され照れ笑い『寄生獣 完結編』初日

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4月25日(土)公開の映画『寄生獣 完結編』の初日舞台挨拶が都内で行われ、主演の染谷将太、共演の深津絵里、橋本愛、山崎貴監督が登壇した。

染谷は、「約5ヶ月半かけて撮影し、前編の後、半年経って(完結編が)公開されました。やっとお届けできて嬉しいです」と感無量の様子。そんな染谷について、深津は「学ぶことが多くて、すごい方だと思います。俳優さんらしくないというか……演じているということを感じないほど、その人そのものでした」と絶賛。橋本も「とても誠実な方で、素晴らしい役者さんです。まつげが長くてセクシーで」とベタ褒めで、染谷は「恐れ多いです」と照れ笑いを浮かべていた。

本作は、“日本漫画史上最高傑作”との呼び声も高く、世界中に熱狂的なファンを持つ、岩明均による漫画を実写化。パラサイトと呼ばれる寄生生物が人間の脳を乗っ取って肉体を操り、他の人間を捕食し始めた世界。高校生・新一(染谷)は、脳への寄生に失敗し右手に宿ったミギー(阿部サダヲ)と共に、人間とパラサイトの壮絶な戦いの渦中に身を投じていく。昨年11月に前編が公開され大ヒットを記録し、この度、待望の完結編が封切られた。

これまで全国を回ってキャンペーンを行ってきた染谷と山崎監督。過激な描写もある中、地球における人間という存在そのもの、そして“母性”といった深遠なテーマと重厚な人間ドラマも描かれる本作を「胸がキュンとする青春ラブストーリーとしても観ることができます」とアピールし、「“胸キュンキャンペーン”と名付けました」と笑顔で語った。撮影開始当時はまだ高校生だった橋本も、「この映画が大好きで、国民全員見に行けばばいいと思っています(笑)」と熱く語り、「そこまでグロテスクじゃないので、身構えずに観にきて欲しいですね。癒されるシーンもたくさんある」と、作品の魅力を訴えた。

舞台挨拶の最後には、パラサイトの質感をリアルに再現したくす玉“寄生獣くん”が登場。くす玉を割った染谷に、サプライズで山崎監督から花束が贈られた。山崎監督は「22歳でこの大作を背負ってくれた。出てくれて嬉しかったし、やりきってくれて、ありがとう」と感謝。染谷は「キャスティングされて、嬉しかったです。有意義で意味のあるプロジェクトになった。参加できて本当に良かったと心から思います。この作品は色あせず、時代が変わっても二代、三代と受け継ぐことができる作品です」と力を込めて語った。この日は他に、新井浩文、ピエール瀧が登壇した。

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