昨年11月、椿鬼奴とグランジ佐藤大という、芸人同士の交際が明らかに。公然の仲となった後、互いに様々な番組で結婚の願望を語りつつも、なかなか進展しなかった二人の関係。そんな中、ついに3月2日、佐藤がサプライズプロポーズに成功し、結婚が正式に決定した。3月25日（水）に放送される『なら婚』（日本テレビ、毎週水曜24:59～）で、その運命の日に密着した映像が放送される。
鬼奴は、「“プロポーズされる仕事”を終えたという感覚で実感がありませんでしたが、改めて考えるとこれが婚約という事なのですね。私は“フィアンセ”なんですね。ありがとうございました」と、佐藤は「おかげ様で婚約という運びになりました。世間様には全く興味の無い話だと思いますが、興味がある方はどうか末永く見守って下さい。椿鬼奴さんを幸福に出来るように頑張りたいと思います。ザスッ!!」と、それぞれ喜びのコメントを寄せている。
今回の結婚決定の陰には、加藤浩次の強力な後押しがあった。きっかけは、素敵な結婚式をあげたいカップルを応援するバラエティ番組『なら婚』に鬼奴が昨年12月に出演し、「ずっと私は結婚したいですよ」「佐藤が言ってくれれば結婚します」と、本音を漏らしたこと。同番組のMCを務めている加藤は、早速、次回の収録に佐藤を呼び出した。しかし、「お笑い芸人として何の実績がない自分が結婚をしていいのか、きちんとした結果を出してからの方がいいのでは」と悩む佐藤は、プロポーズに踏み出せない心境を告白。そこで加藤は、「結婚を機にグワーと上がっていくんだよ。奴さん家に（お金を）入れるぐらい売れんだよ！」「売れるという保険を待って結婚するのが芸人かい？ そんなのつまんねぇぜ！」と熱く説得。この言葉に、ついに佐藤はプロポーズを決意した。
結婚前提の交際が公になってから時間が経ったため、すっかりプロポーズのハードルもあがってしまい、考えすぎて中々実行できない佐藤だが、『なら婚』で加藤に相談しながら、これまで番組で行われたサプライズプロポーズのVTRを見て、自分だけの最高のプランを考えた。
決行は3月2日。『なら婚』のカメラが隠れて密着する中、まず二人は普段通り、公園でのんびりビールを飲む。その後、佐藤の趣味である競艇を鬼奴が初体験し、行きつけの居酒屋で食事。デートは意外にも年下の佐藤がリードし、鬼奴は普段テレビでは見せない宮崎雅代（本名）の顔に。そして最後に「荷物を取りに行く」と佐藤が向かったのは、新宿・ルミネtheよしもと。二人がずっと舞台に立っている思い出の地が、佐藤が選んだ場所だった。誰もいない劇場に到着し、ついに佐藤がサプライズプロポーズを決行。色々な人の協力を得て佐藤が作った、心のこもったサプライズを見て鬼奴は大号泣。さらに舞台上で感動のプロポーズを行い、婚約指輪を渡された鬼奴は一言、「わかりました」と結婚を承諾。「断られるかもしれない」と思っていた佐藤もガッツポーズで喜んだ。サプライズの全容、まさかの指輪にまつわる大トラブル……その全貌は、3月25日の『なら婚』で明かされる。
