『寄生獣 完結編』（4月25日公開）の主題歌を、前編に引き続き、BUMP OF CHICKENが務める事が決定。3月14日（土）から全国の映画館で上映される本作の最新予告編映像で、その主題歌「コロニー」が解禁されることがわかった。
前編『寄生獣』の主題歌「パレード」は緊張感に満ちたエレクトロサウンドが特徴的だったが、「コロニー」は打って変わって、ドラマティックで壮大なバラードナンバーに仕上がっている。「パレード」と同じく、今回もBUMP OF CHICKENと親交の深い山崎貴監督からのオファーを受け、メンバーが実際に映画を観て詞・曲を書き下ろし、作品の世界観に寄り添う楽曲となった。
BUMP OF CHICKENは「『寄生獣 完結編』を見させていただきました。メンバーみんな見終わった後は、あまりの感動に言葉を失ってしまいました。このような素晴らしい作品で、前編に引き続き二作連続で主題歌に起用していただき、大変光栄に思います」とコメント。山崎監督は「前編が“繋ぐ”曲だとすると、完結編の主題歌は映画を“着地”させるために作ってもらいたいと思いました。その着地の仕方がこの映画にとってかなり肝の部分をなすのではないかという予感がありました。この曲を聞きながら劇場を後にするお客さんが、言い方は変ですが、“希望にあふれた喪失感”を感じてくださる確信があります」と語っている。この楽曲は、4月22日（水）に「コロニー／Hello,world！」両A面シングルとしてリリースされる。
1989年に連載が開始され、コミックスの累計が1400万部を突破している同名漫画を二部作として実写映画化した本作。2014年11月29日に公開された『寄生獣』は、国内映画ランキング初登場第1位を獲得、観客動員150万人を突破する大ヒットを記録した。監督・VFXは、第38回日本アカデミー賞8部門で最優秀賞を受賞した「永遠の0」の山崎貴。主演の染谷将太をはじめ、深津絵里、阿部サダヲ、橋本愛、浅野忠信ら日本映画界を代表する豪華実力派俳優が出演している。
