「本能寺の変」新事実も!? 細川家に伝わる織田信長の直筆含む59通の手紙を独占取材

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2月12日(木)に放送される特別番組『くりぃむしちゅーの歴史新発見 信長59通の手紙を解読せよ!』(日本テレビ系、19:00~20:54)で、700年続く熊本・細川家に伝わる織田信長の直筆を含む59通の手紙を解読し、日本史上最大のミステリー「本能寺の変」の新事実、信長の意外な素顔に迫る。

細川家の蔵から発見された250万枚もの古文書。中でも、織田信長にまつわる59通の手紙は2013年に重要文化財にも指定された。手紙について、そして、その解読までの道のりを、日本テレビが独占取材した。MCは熊本出身のくりぃむしちゅー・上田晋也、有田哲平、ナビゲーターは同じく熊本出身の女優・倉科カナ。さらに近藤芳正、戸田恵子らが出演し、熊本大学文学部・稲葉継陽教授が率いる古文書解読チームの古文書解読による困難を極めた調査の模様を再現ドラマ化する。

細川家の祖である細川藤孝(幽斎)は信長に仕え、「本能寺の変」を起こした明智光秀とも深い親交があった男。今回は、「本能寺の変」の約一ヶ月前に信長が光秀に宛てた手紙と、信長が亡くなって1週間後に、光秀が盟友・細川藤孝に宛てた手紙を解読。そのやり取りから見える「本能寺の変」の新事実とは。また「鳴かぬなら 殺してしまえ ほととぎす」といった冷血なイメージがある信長の人情味、感情も垣間見えてくる。ほか、細川家に代々伝わる、宮本武蔵が描いた正面達磨、羽柴秀吉の血判が押された起請文、千利休が所持し豊臣秀吉が開いた茶会でも使われた茶入れ「尻ふくら」、横山大観の「山色新」などの普段は見ることができない家宝も紹介。

<上田晋也(くりぃむしちゅー)コメント>
織田信長や「本能寺の変」に対する印象がかなり覆る人が多いと思います。僕は信長と光秀は関係が悪くて「本能寺の変」が起こったのは必然なのかなと思っていました。が、実際は……。日本史上の出来事って、どこか架空の出来事という感じがしていたのですが、こうやって手紙を目の当たりにして信長と光秀の関係を提示されると、ずっしりと腑に落ちる。そんな感じがしましたね。信長にとって、光秀の裏切りは意外だったのかな? そう考えると信長の最期ってかわいそうに思えてきますね。

<有田哲平(くりぃむしちゅー)>
この番組は観れば間違いなくハマります! 歴史って何が面白いのかな? って思っていた僕が収録を終えて、今では、歴史の本が読みたい! この時代の大河ドラマを観たい! と思うくらいですから(笑)。日本史の印象がきっと変わるはずです。永青文庫で展示されている重要文化財も、すごい物を見させてもらったんだなって実感していますね。今となっては、番組のオープニングから撮影し直せないかなと思っています(笑)。

<戸田恵子コメント>
日本史というとどこか堅苦しいイメージが あると思うのですが、この番組はそんな印象を取り払ってくれて、誰もが観ればググッと歴史に入り込んでいくと思います。信長の印象は短気で冷血、そんなイメージを持っていましたが、手紙でのやり取りを見てすごく人情味のある人物だったんだなと、すごいリアルに感じられました。私はドラマ部分で、カナちゃんと稲葉教授が解説を、くりぃむのお二人が一般の視線で歴史を紹介し、どんな方でも楽しめる内容になっていますので、楽しみにしていてください!

<倉科カナコメント>
私も信長は冷たいイメージを持っていたのですが、天下布武も武を持って平和のために戦う、本当はやさしい人だったのかなと印象が変わりました。また出身の熊本の印象も変わりました。学校の通学路が細川家のお屋敷の中だったり、水前寺公園という遠足で行っていた公園が、歴史が詰まった場所だったと知って、なんていう場所で暮らしていたんだろうってビックリしました! 灯台下暗しとはこのことですね(笑)。熊本出身ということが、すごく誇らしくなりました。

<稲葉継陽(熊本大学文学部教授 永青文庫研究センター長)コメント>
信長直筆の手紙などを目の前に、皆さんが本当に興味を持たれていく姿が印象的でした。本当の古文書を読み解いていくことが、こんなに豊かな歴史の世界に皆さんを連れて行く。視聴者の方たちの歴史への興味を引き起こす、そんなきっかけになればいいなと思います。こんなに詳しく懇切に歴史を見せていく番組は他にはないと思いますので、ぜひ楽しみにしていていただければと思います。

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