4月25日（土）から東京・新国立劇場で上演される丸美屋食品ミュージカル『アニー』ミス・ハニガン役を、ミュージカル初挑戦となる青木さやかが演じることがわかった。ハニガンは主人公・アニーがいる孤児院の院長で、子どもたちに対して厳しく、意地悪に接するという役どころ。今年1月24日（土）に日本公開となるアメリカ映画「ANNIE／アニー」では、キャメロン・ディアスがハニガン役を演じている。

ミュージカル『アニー』は、1924年からアメリカで新聞連載がスタートした漫画「ザ・リトル・オーファン・アニー（小さい孤児アニー）」をもとに、1977年にブロードウェイで誕生し、2015年で日本公演30周年。初演以来、毎年開催されていた青山劇場が閉館したため、2015年は初めて新国立劇場・中劇場で上演される。約9,000人の中からオーディションで選ばれたアニー役の黒川桃花、前田優奈をはじめとする合計28人の子役たちは既に決定しており、この度、ハニガン役の青木をはじめ、大人のキャストが一挙に発表された。グレース役には、劇団四季で数々のヒロイン役を務めた木村花代。ルースター役には、ドラマや映画で活躍中の崎本大海。また、大富豪ウォーバックス役の三田村邦彦、リリー役の甲斐まり恵は、昨年から引き続き出演する。

＜青木さやかコメント＞
毎年『アニー』を観ていて、観客としてファンだったので、オファーを受けたときは、すごく嬉しかったです。今回演じるのは、孤児院の院長で、子どもたちに厳しいハニガン先生です。最初はグレース役（※大富豪ウォーバックスの秘書）でのオファーかなと思いましたが（笑）。ハニガンの怖さ、そして矛盾している寂しさを出せればと思っています。
『アニー』は見終わった後、とても希望を持てる作品です。子どもたちがとにかくかわいい！　初ミュージカルですが、私自身大好きな作品なので、とにかく変な感じにならないように……！　と思っています。歌も……。

［ストーリー］世界大恐慌後のニューヨーク。孤児院で暮らしていたアニーは、大富豪・ウォーバックスの秘書・グレースに気に入られ、ウォーバックスの家でクリスマスまでの数週間を過ごすことに。アニーによって孤独を癒やされたウォーバックスは、懸賞金をかけてアニーの両親を探そうとする。しかし、それを知った孤児院の院長・ハニガンと弟のルースター、その恋人のリリーがある悪だくみを企てる……。