デビュー45周年のさだまさし、自身の“炎上曲”を振り返る『SONGS』

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10月にデビュー45周年イヤーに突入したさだまさしが、音楽番組『SONGS』(NHK総合、毎週木曜22:50~)に出演。番組では、これまでに発表した曲は567曲、コンサートは4260回以上と、名実ともに日本を代表するシンガーソングライターとして、第一線を走り続けているさだが、45周年を振り返るスペシャルライブを企画。その模様を軸に、11月30日と2018年1月4日の2回にわたり、さだの魅力をたっぷり届ける。

まず11月30日の放送では、「ああ、いわれなき炎上の45年」と題し、さだの“炎上史”にフォーカスをあてる。実はさだには、デビュー当初、「ネクラ」「マザコン」「軟弱」「女性蔑視」「戦争賛美」など、楽曲本来の趣旨とは異なるとらえ方で批判され、いわれなき炎上を経験した悲しい過去が。

強いテーマ性で聴く人を突き刺すがゆえ、ヒットしながらも世間の批判を痛烈に浴びてきたさだ。「最後まで聴けばわかってもらえるはずだった……」など、炎上した当時の状況を自分で振り返り、さらにその“炎上曲”を歌うという、さだならではの挑戦的な企画をおくる。

人気イラストレーターの五月女ケイ子が描いた「さだの炎上絵画」をもとに解説しつつ、最大の炎上曲「関白宣言」に加え、さだを支えたファンとの絆をあらわす歌「主人公」、そして今年の最新アルバムから「いにしへ」の3曲をスタジオライブで披露する。

また、来年1月4日の放送では、「さだまさし 長いけどすごい歌、集めました」と題してオンエア。さだの曲は、本人も認めるとおり「長い」という特徴が。まるで映画のようなストーリー性のある名曲がたくさんあるが、これまでテレビではなかなか放送できないでいたという。今回、12分半におよぶ大作「親父の一番長い日」をはじめ、“長いけどすごい歌”を特集し、さだの歌の物語に迫っていく。

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