香川照之「昔の電波少年みたい」『昆虫すごいぜ!』初海外ロケ

公開: 更新:

俳優・香川照之がカマキリ先生となり、“人間よ、昆虫に学べ”をテーマに熱い昆虫トークを繰り広げる『香川照之の昆虫すごいぜ!』(NHK Eテレ)。今回、特別編となる「 カマキリ先生☆マレーシアへ行く」が2018年1月1日(月)の9時から放送される。

シリーズ5回目となる今回は、“冬もカマキリ先生を観たい”という視聴者からの要望を受け、カマキリ先生が冬の日本を飛び出し、昆虫の宝庫として知られるマレーシアの熱帯雨林へ。番組初の海外ロケで、美しきマレーシアの国蝶「アカエリトリバネアゲハ」や、枯葉や花にそっくりの多種多様なカマキリの仲間、そして、子どもたちに大人気、3つの巨大な角を持つ「アトラスオオカブト」などを探す。

初の冬かつ海外でのロケについて、香川は「この番組で海外に行くことになるとは……NHKはやっぱりすごいですね。日本の冬で、昆虫が幼虫や卵の時期をじっくり見るのもよいですが、こうやってマレーシアにきてみると、この時期に蝶が飛んでいたり、いろんなバッタがいたり、まだ虫と一緒にいられる幸せを感じています。それも、この番組が続いてくれたおかげ。もう5回目ですか、早いですね」としみじみ。

また、マレーシア篇の見どころを聞かれ、「前回までは、スタッフのロケハン能力の高さもあり、偶然も作用して、目的の昆虫に出会えてきました。しかし、探せば見つかるというのは大間違いで、広い自然の中に狙った昆虫がいるはずの場所を見つけ、さらにそこで本当に昆虫に出会えるというのは実は奇跡的なことでだからこそ、出会えたときの感動が大きいんです。決してヤラセなしの、ガチの虫探しですから。もう、私にとっては、昔の電波少年みたいなもんです(笑)。今回も大変でした」と振り返る。

おなじみの恰好でのロケを「カマキリの頭を1日に14時間被りっぱなしでしたから、疲れましたね。もう、おかしいよね、マレーシアの現地の人には絶対にコメディアンだと思われていますよ」と嘆きつつも、「でも決してそうではないということを証明するために、いずれ俳優として海外に進出したいと思います!」と気合十分なコメント。

そして、「新しい年を迎えて、今年も昆虫がみなさんのとなりにいて、その昆虫たちから学ぶことができるよう、全力でサポートしていきたいと思っています。さぁ、みなさん、私のように、虫取り網を片手に昆虫をどんどんつかまえて、いろんなことを学びましょう!」と力強くアピールしている。

日本とはまったく違う環境での昆虫捕獲に大苦戦したというカマキリ先生だが、異国の熱帯雨林にどんな虫を見つけ、そこからどんな授業を繰り広げてくれるのか、期待が高まる。

PICK UP