忍者の秘伝「健康術」「忍者食」「記憶術」を紐解く

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歴史上の人物の健康面に注目し、そこから“今も役立つ”健康へのヒントを探る『偉人たちの健康診断』(BSプレミアム、毎週水曜20:00)。11月15日は、ゲストにレスリングの浜口京子を招き、「秘伝・忍者の健康術」と題して放送する。

同番組は、歴史上の人物たちの「健康へのこだわり」や、知らず知らずのうちにしていた「日々の習慣」や「食生活」、さらには史実に残る事件のウラにあった偉人たちの病や苦しみ、それらを現代の医学目線で見てみたら……という視点の新感覚バラエティ。

まずは、忍者の健康の秘密「呼吸法」に注目。敵に見つからないように気配を消す……など、どんな状況下でも平静を保って冷静に判断を下す忍者。これらは必須の能力だ。それを実現しているのが忍者独特の「呼吸法」だ。実は「呼吸」と「感情」は密接に関連していることが現代医学の知見で明らかになっている。呼吸をコントロールすることで感情をコントロールする忍者の知恵を紐解いていく。

続いて、旧日本陸軍も注目した「忍者食」。主に戦国時代に使われていた丸薬状の携帯保存食「兵糧丸(ひょうろうがん)」。中でもさまざまな生薬を配合した忍者の兵糧丸は、人並み外れた体力を使う忍者のパワーの源になっていたという。その効果に目をつけたのが大陸に進出し、食糧問題に悩んでいた旧日本陸軍だ。兵糧丸を徹底的に研究した結果生み出した陸軍の「新兵糧丸」とはどんなものだったのか。

そして、脳科学が認めた忍者の「記憶術」。スパイである忍者は、敵の動きを正確に把握し、依頼主に報告するために記憶力が命。忍術書に記された記憶法は、ノーベル賞を受賞した現代の脳科学の研究と共通する理にかなったものだった。果たして、その方法とは?

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