古舘伊知郎も驚き!飯、竹ノ子、昆布「おいしそうな名字」特集

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古舘伊知郎が「名前」にまつわる驚きの物語を紹介していく番組『人名探究バラエティー 日本人のおなまえっ!』(NHK総合、毎週木曜19:30)。11月9日は「おいしそうな名字」と題して放送。飯、竹ノ子、昆布、酢、餅など、食に関連する名字が続々登場する。

今回登場する「おいしそうな名字」を紐解くと、日本人が大事にしてきた食文化が見えてくる。例えば宮崎県日南市に数軒しかいない超レア名字「砂糖(さとう)」サマは、先祖が地域一番の砂糖の作り手だった事から、当時の藩主からその名字をたまわった。さらに同市に住む「砂糖元(さともと)」サマは、藩で初めて黒砂糖作りに成功した事で、この名字をたまわった。奈良時代に中国から伝わり、貴重品だった砂糖。江戸時代に各地で国内生産が始まり、砂糖は一般にいきわたるようになった過程で生まれた名字だ。なんと、和食の味付けの基本となる「さ・し・す・せ・そ」は、砂糖だけでなく、塩、酢、醤油、味噌、すべて名字として存在しているのだ。

また、貴重な食材がその価値ゆえに名字となるケースも。松茸を越える香りを持つと言われる幻のキノコ「香(こう)茸(たけ)」も、その一つ。番組では福岡在住の「香茸」サマとともに、由来となった「香茸」を大捜索! 果たして幻のキノコは見つかるのか?

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