最新ビッグデータ解析技術から“原爆死ホットスポット”の存在が…

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8月6日(日)の『NHKスペシャル』(NHK総合、21:00)は、「原爆死~ヒロシマ 72年目の真実~」を放送。

世界にも類をみない“戦災ビッグデータ”がある。1945年8月6日から今に至るまで、広島市が蓄積してきた約56万人に及ぶ被爆者たちの記録「原爆被爆者動態調査」。被爆直後、警察が医師とともに作成した検視調書や、救護所などがまとめた死没者名簿の上に、戦後、市が集めた戦災調査や個人データも加えられ、今も更新が続けられている超一級データだ。

NHKは今回、この元データを初めて市から入手、最新のビッグデータ解析技術を駆使し、時系列に並べて地図に落とし込んだところ、特定の被爆地や、死没日、死因に極端な死者数の偏りがある“原爆死ホットスポット”が存在していたことがわかった。なぜ“ホットスポット”は生まれたのか。そして人々はそこでどのようにして亡くなっていったのか――。原爆投下から72年、知られざる被爆の真実に迫る。

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