チェルノブイリ環境調査チームが福島を調査『サイエンスZERO』

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最先端の科学と技術を紹介するテレビ番組『サイエンスZERO』(Eテレ、毎週日曜23:30)。3月19日は、チェルノブイリと福島の最新状況を、国際共同制作で2週にわたって伝える2週目。「最新報告 チェルノブイリと福島~環境編~」と題して、ゲストに福島大学の環境放射能研究所長・難波 謙二氏を招き放送する。

4月、チェルノブイリ原発事故から丸30年が経過する。現在のウクライナで起こったこの出来事は“過去の事故”と思われがちだが、その危機は現在進行形だ。原発の周囲には放射線量が高い場所がいまだに点在している。

チェルノブイリ原発の周囲には森が広がっている。周囲の環境に対して、放射性物質の影響はどのようなものがあるのか、調査が行われており、森には動物たちが多く生息していることがわかった。チェルノブイリで環境調査を行ったウクライナの研究者が、いま福島で環境調査を行っている。このチェルノブイリのいまを見つめることは、今後の福島を考える上で貴重な教訓となる……。

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