タモリのおひざもと「江戸のリゾート」目黒をブラリ

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12月17日の『ブラタモリ』(NHK総合、毎週土曜19:30)は、久しぶりの東京が舞台。かれこれ30年住んでいるという、タモリの地元・目黒を散策する。

目黒と言えば、落語「目黒のさんま」でもおなじみ、いまでは高層マンションやおしゃれな店が立ち並ぶ、人気急上昇中の街。そんな目黒が「江戸のリゾート」だったというのは、どういうことなのか? 目黒の知られざる姿をブラブラ歩きながら明らかにしていく。

そもそも江戸時代、目黒は江戸城の南西およそ7kmに位置しており、江戸の中心地ではなかったにもかかわらず大勢の庶民が押し寄せたのは、「目黒不動」というお寺があったから。庶民の間で不動信仰が盛んになったことと、日帰りで参拝できるという絶妙の距離感もあって、門前町は大にぎわいだったといわれている。浮世絵に描かれている場所も多数存在する。

一方で、目黒は大名の別荘が立ち並んでいた場所でもある。大名屋敷を支えるためにつくられた用水の痕跡をたずねて、普段は立ち入り厳禁の防衛省の研究施設へ。40年前に廃止になったはずの用水の水が、今も残っていた? 衝撃的な事実に、タモリは驚きを隠せず大興奮する。さらに日本初の総合結婚式場として有名な目黒雅叙園へ潜入。文化財になっている豪華な“百段階段”が物語る、目黒が愛され続けてきた理由とは?

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