前田敦子、おいらん役で「リップシンク」芝居に挑戦

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今年3月に第1弾、7月に第2弾を放送し、好評を博した『超入門!落語 THE MOVIE』が10月19日から毎週水曜22時50分からNHK総合にてレギュラー放送することが決定。この度、渋谷の同局にて取材会が行われ、ナビゲーターの濱田岳をはじめ、前田敦子(第1回放送「お見立て」出演)、鈴木福(第3回放送「転失気」出演)、林家たい平(第3回放送「粗忽の釘」落語)が出席した。

同番組は、とかく「長い」「単調」「難しい」と言われがちな落語に、完璧な「アテブリ芝居」をかぶせて、初心者でも「面白くわかりやすい新たなエンタメ」をめざすバラエティ。

レギュラー化をうけ、濱田は「僕は案内人というポジションをやらせていただいて、この番組の冒頭の部分であったり、最後のしめであったり、そういう部分を担当しています。師匠方の口調に合わせてお芝居をするというのは、相当大変じゃないかなというのは簡単に想像がつくので、何かちょっと申し訳ないなという気持ちもありつつ、(案内役で)本当によかったなと安心しています(笑)」とコメント。

第1回放送の「お見立て」で、おいらんの喜瀬川を演じた前田は、「落語家さんの声を毎日何十回と聞きながら、いろんなところでずっと口パクしながら練習して撮影に行かせてもらったのですが、いままで体験したことのない撮影だったので、すごく大変でした(笑)。でもすごくいい体験をさせてもらえたなと思います」と笑顔で振り返った。

また、鈴木は「いままであまり落語を聞いたことがなくてあまり知らなかったんですけど、でもこの番組で落語がすごいおもしろいことを知って、これからもいろんなところに広めて行きたいなと思いました。撮影は口パクをするのが結構早口だったからすごい大変で、難しかったです」と語った。

会見では落語「湯屋番」を披露した、たい平は、「いまをときめく役者さんたちが落語の世界の人物にふんしていただいていることで、本当に落語界にとってすばらしい番組を作っていただいたなというふうに思っております。まずは落語との接点を持っていただける、それからまたいままで見たことも感じたこともないような世界観が映像の中に広がって、落語にいままで興味を持ってくれていなかった方も落語に興味を持ってくれて、この番組に興味を持ってくれると、そう確信しました!」と期待を寄せた。

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