山本彩、白間美瑠らNMB48が『歴史秘話ヒストリア』（NHK総合、毎週金曜20:00）に登場。総勢19名で華麗なる大奥絵巻をくりひろげる。正室・天英院を演じる山本の演技にも注目が集まる。

同番組は、教科書では教わらない歴史上の人物の奥深き心情をたどり、知られざる物語を紹介する人気歴史情報バラエティ。井上あさひアナウンサーと浅利陽介が案内役を務める。

豪華な衣装を身にまとった姫君たちはもちろん、それに仕える女官など女ばかり数千人が暮らしたという女の園「大奥」。そこは、将軍の愛を勝ち取ろうとする正室と側室の仁義なき戦いや、同僚を蹴落として出世を目指す女たちの妬みや陰謀が渦巻く“愛の伏魔殿”だ。そんな大奥で、正徳4（1714）年、一大スキャンダルが巻き起こった。大奥トップの御年寄・絵島（えじま）が、当代人気の歌舞伎役者・生島（いくしま）新五郎と、あろうことか情を通じたという「絵島生島事件」だ。この大事件では、関係者50人近くが死罪・島流し等の厳罰を課され、絵島は無実であったにも関わらず、“風儀を乱した悪女”として大奥を追放されてしまう。謎の多いこの事件の背後には、女同士の激しい勢力争いがあったとも言われている。貧乏旗本の娘から大奥のトップへと這い上がり、そして悲劇の最期を迎えた一人の女性・絵島の目を通して胸躍るような楽しみと、そして悲しみが詰まった大奥の世界をドラマ仕立てで描く。